妊娠中期のスクリーニングの目的や方法まとめ

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目的

中期におけるスクリーニングでは、次の症状の早期発見を目的とする

  • 子宮頸管長と早産
  • 前置胎盤
  • 循環状態の異常、血液凝固能の亢進
  • 貧血

方法

妊娠中期以降に、超音波検査を用いて胎児の推定体重と羊水量、
または羊水ポケットを測定し、胎児の評価を行う。

超音波断層法で、プローブを子宮壁にたいして垂直にあて、
その画面で子宮内壁と胎児部分の間で最も距離のあるところを測定する。

その距離が2cm以下だと羊水過小、
8cm以上を羊水過多と診断する。

子宮頸管長の確認

子宮頸管長は早産とよく相関することから、
切迫早産のスクリーニングとして、経膣超音波をもちいた子宮頸管長の確認が行われる。

妊娠中期に35~45mmある子宮頸管長は、
妊娠末期になるにつれ、次第に短縮する。

子宮頸管長が短いほど早産になる可能性は高く、
25mm以下の症例では早産のリスクが高いと言われている。

前置胎盤の診断

前置胎盤とは
胎盤の一部、または大部分が子宮下部に付着し、内子宮口にまで及ぶものをいう。

前置胎盤の診断も経膣超音波検査で行う。

その他

妊娠中期は循環器系の負担が最も増える。
よってこの時期に心電図をとる。
また、貧血が進む時期なので採血を行う。

妊娠が母体の循環器系に与える影響として、
循環状態の変化と妊娠後期の血液凝固の亢進がある。

妊婦の循環血液量は妊娠28週から34週で最も増加し、妊娠前の1.5倍になる。

この循環血液量の増加は、
子宮胎盤循環をスムーズにし、
血栓や梗塞の防止、分娩時の出血への生理的な反応である。

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