目的
手指から有害な微生物を除去し、手指を介した交差感染を防止する
注意点 留意点
- 看護行為の前後は必ず手洗いを行う
- 爪は細菌などがつきやすいので、短く切っておく
- 石鹸と流水により行うが、必要に応じて消毒薬を使用する
- 共有で使用する固形石鹸には細菌の繁殖が考えられるので、ポンプ式の石鹸を使用する
- 通常、手洗いは10~20秒間行う
手順 手技 方法
- 手全体を水でぬらす
- 石鹸液を手に取り、手全体にのばすようにつけ、手のひらをこすり合わせる
- 手の甲をもう片方の手のひらに包むように当て、指の間をこすりながら洗う。反対側の手も同様に行う
- 手を組み指の間をこすりながら洗う
- 手のひらにもう片方の指先をのせ、指先と爪を洗う。反対の手も同様に行う
- 母指をもう片方の手のひらで包み、回転させながら洗う。反対の手も同様に洗う。
- 手首をもう片方の手のひらで包み、回転させながら洗う。反対の手も同様に洗う。
- 流水で丁寧にすすぐ
- ペーパータオルを使用し、十分に拭き取り、乾燥させる