経口与薬

この記事は約2分で読めます。

目的

正しい嚥下服用することにより腸からの吸収を促進する

注意点 留意点

  1. 医師の指示により与える
  2. ラベルを3回確かめ、患者名、薬剤名、分量、時間、方法などに従って正しく与える
  3. 薬札を利用して正確に与える
  4. 必ず自分が準備したものを与える
  5. 水薬を薬から薬杯に移す場合、薬杯の目盛りを左手の母指で押さえて持ち、薬ビンはラベル側を右手手掌に当てて持ち、目の高さに上げて正確に入れる。一度、薬ビンから出した薬液は元に戻さない
  6. 振盪(激しく振り動かす)する必要のある薬剤は薬杯に入れる前に静かに十分に振盪する
  7. 内服薬は飲みやすくなるよう、オブラートや甘味類で調整するなど工夫する
  8. 指示された時間は厳守し、患者が含み終えるまで見届ける
  9. 薬剤の取り扱い中は談話は避ける

手順 手技 方法

  1. 患者に説明を行い、患者または家族の承諾を得る
  2. 座位がとれる場合は座位、半座位とし、仰臥位の場合は頭部を支えるようにして少し挙上する
  3. 胸もとにタオルを当てる
  4. 薬剤をそれぞれの薬剤に応じて準備する(錠剤、散剤は1回に服用する量を確認し、トレイに準備する。液剤は薬ビンを上下に静かに振って混和し、均一する。1回量を薬杯に入れる。)
  5. 患者本人である事を確認する
  6. 薬剤の場合は薬包紙を服用しやすい形にハサミで切って整える

オブラートを使用する場合

  1. 袋状のオブラートの場合は薬物を入れ、丸めるようにして最後に袋の口の部分を水で湿らせて閉じる
  2. 円形のオブラートの場合は薬物を包み、最後に袋の口の部分を水で湿らせて閉じる
  3. 散剤は少量の水で口腔内を湿らせてから薬物を舌の中央部に置く
  4. 水を口に含ませ、水とともに薬物を飲み込むように促す
  5. 患者が薬物を服用し終えたことを確認する
  6. 服用後は十分な飲水を促す(最低30mlは必要)
  7. 胸元のタオルで患者の口周囲を拭き取り、タオルを外す
  8. 患者に終了したことを告げ、ねぎらいの言葉をかける

舌下錠、バッカル錠、トローチ

※目的

薬物を口腔内にとどめておき、唾液によって溶解した錠剤を口腔粘膜から吸収させて効果を得る

  • 舌下錠は舌下に入れ、速効的な全身作用を期待して、唾液で急速に溶かして口腔粘膜から直接吸収させる。主に狭心症か喘息の治療薬
  • バッカル錠は頬と歯肉の間に錠剤を保ち、持続的な全身作用を期待して、唾液でゆっくり自然に溶かして、口腔粘膜から徐々に吸収させる。消化酵素薬がある。
  • トローチは口の中に含み、口腔や咽頭の粘膜への持続的な局所作用に期待して、出来るだけ長く舐めて、徐々に溶解させる(口腔や咽頭粘膜の殺菌、収れんなどに用いられる)

コメントをどうぞ ※匿名可

タイトルとURLをコピーしました