広汎性発達障害
対人関係の障害、コミュニケーションの障害、こだわり、常同行動の特徴のある自閉的な障害である
自閉性障害、レット障害、アスペルガー障害などに分類される
知的障害
知的障害とは知的機能に制約があること、適応行動に制約を伴う状態であること、発達期に生じる障害であることの3点で定義されるが、一般的には金銭管理、読み書き、計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があることを指す
境界知能
知的障害ではないが、正常範囲(IQ85~115)より低く、IQ70~84の知能水準を境界知能という。
学習障害(LD)
書字障害、算数障害、書字表出障害、特定不能の障害があり、その子供の年齢、IQ、教育水準から期待されるものよりも能力が低く、それにより学業や日常生活動作を著しく障害されているもの
注意欠陥/多動性障害(ADHD)
不注意および多動性・衝動性が状況にかかわらず認められ、適応に問題のある障害。7歳以前に発症し、広汎性発達障害と共通する症状もあるので、そうでないことを確認する必要がある。症状は年齢とともに軽減する。その他、コミュニケーション障害、発達性協調運動障害などがある。