看護目標
- 症状をコントロールすることで暴力が回避できる
- 自ら適切な服薬・症状管理ができる
- 症状とうまく付き合いながらセルフケアが行える
- 自ら適切な活動・休息が行える
- 知覚障害、思考障害に適切に対処しながら生活できる
- 自己と外界が区別できる
- 円滑な対人関係を形成、維持するコミュニケーション能力をもつことができる
- 地域のサポートを得ながら社会生活を維持することができる
- ストレスに対して効果的な対処法がとれる
観察
- 症状
- 日常生活状況
- 服薬、症状管理状態
- ストレス対処能力、方法
- 薬の作用・副作用
- 患者を取り巻く地域のサポート体制
- 患者の家族への対処状況
ケア
セルフケアの援助
- 幻覚、妄想などの症状の影響を考慮して働きかける
- セルフケア能力をアセスメントし、その時点での患者の能力を最大限に活かせるよう働きかける
適切な服薬・症状管理が行えるための援助
- 服薬、症状管理の必要性を説明し、方法を一緒に考える
- 幻覚・妄想に左右されない方法を見つけられるようにする
地域サポートを得ながら安定した生活を送るための援助
- 患者が生活範囲を拡大できるよう働きかける
- 他者との適切な関係を築けるように援助する
- ストレス対処能力を高められるよう援助する