原因
帯状疱疹ウイルスによる感染であり、感染力は麻疹に次いで強い
症状
- 潜伏期間は14~21日
- 前駆症状はほとんどない
- 多くは突然、発熱とともに発疹が出現
- 発疹は水疱、膿疱となりかさぶたをつくるが瘢痕は残らない
- 新しい発疹が数時間にわたって次々に現れるので、全部が治るまで2~3週間を要する
- 先天性免疫不全症および副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬、使用例では重症化するので注意を要する
- 水痘罹患後は本ウイルスは脊髄神経後根に持続感染し、時に再度活性化されて発病するのが帯状疱疹である
- 後根神経節からの支配領域に沿って一側性の小水疱をもつ丘疹が多発する
- 感染力は弱い
合併症
肺炎、肝炎、脳炎、急性脳症
治療
掻痒感には石炭酸亜鉛華リニメントを塗布する。
予防
1歳以上の希望者に対し、水痘ワクチンによる予防が行われる