こんにちは精神科看護師のRyusayと申します。
ク・ハラさんが亡くなった理由としては色々な仮説が挙げられています。
ネット上では実際に親友である韓国のアイドル、ソルリの後追いとか、リベンジポルノとか言われています。
うつ病であったという説もありますが、理由はどうあれ、私はうつ病が原因というのが一番明確かだと考える。
以前にも自殺未遂などされていることからも明確です。
実際に家族や、親友の喪失からうつになることが多いからです。
なぜ鬱病の方が自殺するのか?
それはただやみくもに気分が沈んでいて、悲しいからではありません。
彼女が実際に精神科病院やクリニックに通っていたかどうかまではわかりませんが、彼女が精神科病院で処方された向精神病薬を飲んでいた可能性は高いと考えられます。
まず、気分が落ち込んでいて何をするにも気乗りしない時に精神科に行きます。
そうすると、精神科医師にアンケートを受けます。
簡単なアンケートで、例えば失恋の後とか、家族を失った後に一般の人が行くと、ほとんどの場合でうつ病と診断できるような内容です。
そして、診断されると必ずと言っていいほど精神薬が処方されます。
精神安定剤や睡眠薬です。
これは一時的に気分を安定させる目的で出されますが、依存性や副作用があります。
1度服用すればまた精神科に通うことになります。
続けないとまた気分が落ち込むからです。
飲めば飲むほど依存度は高くなり、副作用も同時進行で高くなります。
急に飲むのをやめると禁断症状が現れます。
禁断症状は例えばタバコなどと同じような手の震えから、動悸(心臓が異常に早く動く)、異常な喉の渇き、思考停止など様々。
中には悪性症候群と言って、体中の筋肉が硬直し、突然死に至る禁断症状もあります。
この禁断症状(薬を中断した時)が起きた時に自殺する可能性も高くなります。
いわゆる、精神薬は飲む前より飲んだ後の方が自殺率は高まるということです。
じゃあ、なぜ精神科病院は存在するのか?
それは一般企業と同じで営利目的です。ビジネスであり、マーケティングです。
一般市民からお金をもらうためには一般市民が欲しいもの(欲望)を提供する必要がある。
例えば家族で仲が悪い家族がいたとします。
例えば母が思春期で犯行ばかりする息子の面倒を見るのが嫌な場合。
息子が万引きをした。など悪さをしたタイミングで精神科病院に受診させます。
母親が息子の悪いところを精神科医に伝えます。ありとあらゆる息子の悪事を盛りに盛って伝えます。
医師も人を入院させると儲かるので、『そうですね』ともっともな顔をして入院を言い渡します。
そうしたら、息子が拒否しても強制的に入院させることができます(医療保護入院と言います)。
つまり、母が同意さえすれば精神科医は受診した人を入院させることができるのです。
実際に医療保護入院の患者は最も多いです(実際は任意入院という自分の意思で入院する形態が多いことになっていますが、それは入院時の入院形態が入院後一定期間過ぎれば任意入院に切り替えられるからです。)
まとめると、精神科病院はまず軽症のうつ病等の人たちにクリニック(精神科外来)などを受診してもらう(パンフレットや、新聞、テレビ、雑誌などメディアで受診の必要性を記事にしている)
↓
受診したら精神薬を飲ませる。
↓
さらに精神病が悪化。
↓
また精神科外来を受診する。
↓
さらに精神病が悪化、幻聴、独り言、副作用による歩行障害などが出現。
↓
統合失調症、双極性障害という病名に切り替える。
↓
入院させる。
という構造、システムになっています。
また、精神薬は依存性があり、沢山処方されますので、最も儲かるのはそれを作っている製薬会社です。
製薬会社との癒着が強いとされているのが精神科病院です。
例えば、製薬会社が依存性が強く高価な精神薬を作ったとします。
これを売るにはどうしたらいいかと考えます。
精神科の診断基準を作る監督署に居る研究者(精神科医師)に相談します。
精神科医はそれを売るための精神病名を作ったり、診断基準を作ります(DSMとかICDといいます)
病名を診断されその薬が処方されると言った流れです。
例えばアスペルガーとかADHDとか、自閉症スペクトラム、広汎性発達障害などがここ数年でやたらとネットやテレビなどのメディアに露出するようになってきましたよね。
友達が少ない、人が大勢いるところでは集中力を発揮できないとか、診断基準は誰にでも当てはまることばかり。
数個の診断基準から一個でも当てはまれば、『自分ってびょうきなんじゃないかな?』って思わされてしまうほど秀逸な内容です。
参照先:ウィキペディア
ハンス・アスペルガーにちなんで命名されたアスペルガー症候群は、1994年には精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)の第4版で正式に採用されたが、2013年のDSM-5で削除された。
とあります。
今が2019年なので、25年前にできた病名だとわかります(しかも2013年には削除されてなくなっています笑)。
めちゃくちゃ歴史が浅いんですよね。
医学に精神科というのができたのもまだ200年前くらいだといわれています。
つまり、どんどん病名は増えていっています。
病名が増えるということがどういうことかと言うと、精神病患者の絶対数が増えるということです。
これがどういうことかは言わなくてもわかると思います。
精神科はビジネスです。
ゼッタイに行ってはいけません。また、精神薬は飲んではいけません。
下記は精神科看護師が薬を使わなくても自分の心を安定させるために一般人向けに書いた書籍です。気分が落ち込んでいる方にはお勧めします。
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