看護師として就職したら上司のパワハラがひどかった。
その上司は当たり前のように挨拶を無視してきたし、言い方もキツかった。
最初は我慢していたが、入社して4か月ぐらいしてから、職場に行きたくないと涙が出るようになった。
看護師長に辞めたいと話したが、人手不足で受け入れてもらえなかった。
ちょっとこれ以上働くことで生きていることさえも無駄なんじゃないかと思えてきた。
今考えると少し鬱状態に入っていたのかもしれません。
辞めるきっかけになった出来事
その時、たまたま友人が誘ってくれたアーティストのライブ。
そこでそのアーティストが語っていた言葉が印象的で、少し感動しました。
そのアーティストは今を楽しむことが大事で、それを楽しめなければ人生に意味などないと語っていました。
自分は今を楽しめているだろうか?
私は一つも楽しめていませんでした。
そもそも楽しもうなんて考えてもいなかった。
ただ、自分がスキルアップしたり、高みを目指すことばかりを考えていて、そのために毎日苦痛を強いられるのは当然だと考えていました。
辞めることを決意して
私は上司に辞めるといってもムダだとわかっていたので、そのライブの次の日に、病院の人事担当の事務員に、病院の名札や鍵、制服など、病院に借りていたものを全て返却して、怒った表情で「辞めます」とだけ言って会社を後にしました。
これはバックレと呼ばれる行為で、やや後ろめたさもありましたが、どこかすっきりした感じもありました。
それ以降その病院とは一切かかわりあって居ません。
ただ、その日のことは鮮明に覚えています。
今までモノクロだった世界が、急にフルカラーの世界になったのを憶えています。
合言葉は『これでいいのだ』
古いマンガですが、バカボンのパパが言っていた言葉です。
これは結構人を癒す言葉だと自分では思って居ます。
東洋思想などでは大昔からこういった考え方はあります。
今の状況に満足すること、それが『これでいいのだ』です。
逆に今の自分が嫌で、もっと上の存在になりたいと足掻いている状態は
『このままじゃいかんのだ』です。
当然そのことがあって以来、私は『これでいいのだ』の信者です。
それまでは当然逆でしたが。
人生は有限だ。自分の好きなことを思いっきりやっていこう
自分が何が好きかってことを考えた時に色んな趣味が思い浮かびました。
例えばテレビゲームなんて学生の時以来あまりやってこなかったな・・・・とか。
子供のころはあんなに絵を書くことが好きだったのに全然書かなくなったとか。
そういうのを色々考えていくうちに色々やりたいことが見つかってきて、実際にやってみました。
やっぱり楽しいです。
自分がしたいことをやるようになってからは転職してからもうまくいくようになりました。
皆さんは向上心を持って頑張ることが美徳だと教えられてきたと思います。
例えばテレビ番組で『情熱大陸』や『プロフェッショナル』、『24時間テレビ』などを見たことがある方はいると思います。
番組に共通するのは、「人が頑張っている姿は美しいし、かっこいい」ということ。
そして、人が頑張っている姿は他者を感動させる力を持っているということ。
ですが、考えてください。
テレビがそれをやっていると一つのエンタメになります。
そういう風に脚本を書いてますし、いろんな人が見て感動できるように味付けされてます。
要は映画を作るようにそれらの番組は仕上げられています。
普通に考えてみてください。
普通の職場で普通の人が頑張っている姿を見て心動かされることってほとんどないでしょう?
だって、自分もある程度は頑張らないと仕事できないですし、頑張ってるのなんて当たり前のこと。
そんなん何のドラマにもならない。
頑張らないで淡々と看護師の仕事をする方法
つまり、頑張らないで、家では自分のやりたいことを楽しむ。
音楽でも、映画鑑賞でも、女子会でも何でもいいと思います。
そして、仕事は仕事で割り切ってやっていく。
これから仕事をやっていくうえでそれが一番いいやり方だと思います。
ちなみに自分は以下のサイトで転職しました。どれもオススメなんでぜひ、試してみてください。