世の中、やりがいの無い仕事であふれている。
僕は子供のころはゲームクリエイターになりたかった。
今は全く違う仕事をしている。
そして、今の仕事に全くやりがいを感じていない。
内向型人間はコア・パーソナル・プロジェクト(自分にとって重要な事柄)に従事する時だけ楽しく仕事をすることができるそうだ。
これは外向型が報酬や人間関係楽しむ(外側に楽しみを見つける)のに対し、
内向型が自分の内面に喜びや楽しみを見つけるからだ。
だが、そんなやりがいのない会社で僕は毎日、
楽しく生活することができている。
ただ、それにはコツがいる。
そんなコツをここで皆さんに伝えたいと思い、記事しました。
今の仕事が楽しくないと感じている内向型人間の皆さんはぜひ、最後までご閲覧ください。
仕事をゲーム化する

まず、仕事をゲームだと考えることは大事。
みなさんはステルスアクションゲームというのはご存知でしょうか?
知らない方のために簡単に言うと、
プレイヤーが敵に見つからないようにひっそりとミッションをクリアしていくゲームのことです。
あなたも仕事を周りから目立たないよう、ひっそりと進めて行くゲームと思えばいいのです。
目標は『1日中誰にも怒られたり攻撃されないように乗り切る。』です。
僕も現在、仕事をそういう風にやってます。
報酬は仕事終わりにおいしいものを食べるとか、休日に自分の好きなように思い通りに過ごすなど。
自由に決めていいです。
内向型人間にとって最も有意義な休日は『何もしない』という予定を立てること。
現代のビジネスマンは基本的に休日を無為に過ごすことを嫌うそうです。
『何かしなくちゃ周りの人たちに取り残されてしまう』などと考えでしまうからです。
僕も休みの日に数時間ぼーっとしていると、なんとなく『なにかしなければ・・・・』なんて考えて落ち着かないことがあります。
しかし、理由がどうであれ無為に過ごすと決めたら無為に過ごすのです。
どうしても何かをやりたくなったときはその時にすればいいのです。
攻撃を受けた場合の対処法
前述のステルスアクションゲームを毎日続けていても、働いていれば人間関係で嫌なことが必ず起きます。
上司に怒られるだけでなく、同僚に挨拶を無視される、とか、陰口を言われるとか、色んな形で気分を害される日は訪れます。
そんな時、僕は認知行動療法を行うか、老子の思想本などを読みます。
認知行動療法は職場でイヤなことがあったらそれをノートやスマホなどに書き出すというものです。
また、老子の本は肩の力が抜けるので、かなりおすすめです。
特に内向型の人にはかなり助けになることが多く書かれています。
同じ中国思想には論語などもありますが、断然こちらの方が良いです。
それはなぜかというと、老子は人として一切無理していないから。
老子は基本的に頑張ることを否定します。
無理しないで自然体に、背伸びをしない生き方のアドバイス集です。
それを簡単にまとめてくれている本は多数存在しており、とりあえず僕が持っているものの一つが下記の本です。
内容もメチャクチャ簡単なので初心者にもオススメです。

これらを行うことで自分の精神力を回復することができます。
1人で内省する時間は内向型にとって一番の回復になります。
認知行動療法について

では先述した認知行動療法について簡単に説明します。
認知行動療法は自分のネガティブな思考に対して反論するという精神療法です。
これはもともとうつ病患者の治療やその予防に対して考案されたメソッドです。
これに関しては色々な本が出ていますが、最初に出た認知行動療法の本が下記になります。僕もこれを読んで勉強しました。

内向型の人は外向型に比べてはるかに鬱になりやすいと考えられます。
それは脳の神経回路が長いことによって外から受けた刺激を長引かせやすいからです。
人間関係で嫌なことがあると徹底的に深いところまで考え込むのが内向型です。
統計などに出てはいませんが、世の中の自殺者って高確率で内向型なんじゃないでしょうか。
死にたくなるほどの悩み続けるなんて内向型特有じゃないですか。
それは言い過ぎかもしれませんが、最低でも言えることは内向型の最大の敵は『うつ』です。
しかし、認知行動療法を行えば内向型はうつにならなくて済みます。
これは僕が認知行動療法を継続してやってきたからこそ言えることです。
僕自身、大学1年の頃に大学で全く友達ができず、うつになった経験があります。
マンモス大学でサークルにも入らなかったので、友達ができないのも当然と言えば当然なんですが笑
それは人生で1度きりのうつ経験でした。
その経験から、仕事を続ける中で、いつ『うつ』になるかわからないという恐怖があります。
それを予防するために必要なアイテムの一つがこの認知行動療法なのです。
これはゲームに例えるとMPを回復するというのと同じです。
MPとは精神力や意志力などといったもの。
それに対し、HPは体力です。
HPは食物を食べれば回復しますのでここでは割愛します。
内向型にとってMPは一人になり、お風呂に入ったり、カフェで読書など、一人の静かな時間を過ごすことでしか回復できないと言われています。
僕の場合、認知行動療法や老子を読むことでストレスからかなり回復できます。
マストアイテムと言っても過言ではないくらい重宝しています。
もちろん、他にも内向型は色んな方法でMPを回復できますので、そういった方は自分に合った方法で行ってもらえればいいです。
内向型ルーティンのおさらい
仕事する
↓
職場で攻撃されないように立ち回る
↓
攻撃されたら認知行動療法を行う。
老子の思想を読む(ここは老子じゃなくても自分にしっくりくる自己啓発書であれば構いません)。
↓
ゆっくり休んで回復(好きなことをする)
↓
仕事する

これじゃぁ仕事での成長が全然無いよね。

怒られないように他人の顔色を伺いながら生きてるだけじゃんw
そう思われる方も多いかもしれません。
客観的にはそう見えますが、実は全くそんなことはないです。
下記ではこのルーティーンを行うことで、どういう風にして内向型人間が成長し続けて行けるのかを説明します。
認知行動療法でスキルアップできる
認知行動療法の具体的かつ簡単なやり方をここで説明します。
まず、職場などで嫌なことがあったらその時に頭に浮かんだ考え(自動思考)をノートやスマホに書き出します。
そして、それに対する反論を全力で書き出します。
簡単に言うと、『自分の思考のいじめ』にあっている自分を自分で助けるということです。
例を挙げると

職場の同僚がヒソヒソ話をしていた。
自分の陰口を言われているような気がする

- それは自分に対して言っているわけではない可能性が十分に考えられる。
- 仮に陰口を言われたからと言って自分の人間としての価値が下がるわけではない。
- 陰口を叩かれたからといって自分の給料が下がるわけではない。
- 人間関係で嫌な思いをすることも給料のうちだろう。
- 他者から嫌われるということは自分が自由に生きているという証でもある。
など、自分の思考の上げ足を取って前向きな思考で反論するということです。
やっていくうちに自然とそんな思考になっていくので、仮に嫌なことが起きてもどんどんそれに対して強くなります。
これは他ならぬスキルアップであり、今後どんな仕事に就いてもそこでやっていけるという能力になります。
まるで雑草のように土壌さえあればどこでも生きていくことができる最強のスキルなのです。
残念ながら世の中の9割の仕事はあなたに向いてないし、やりがいの無い仕事です。
それでもあなたはどこででも働くことができるのです。
身につく具体的なスキル
- あらゆる場面でのストレス回避能力
- 文章力(ブログや本を書けるようになる)
- 論理的思考力(予め予定されている会議、議論などに強くなる)
- プラス思考
- 目標達成能力
- 集中力
- 熟考力
これだけは確実に言えます。
好きでもない仕事で才能が伸びることはまずありません。
才能が無いことに力を注ぐのは時間のムダです。
例えば内向型人間が雑談力を上げるために努力をしたり、会話セミナーに参加するのはかなりのムダです。
パーティーでの社交術をどれだけ勉強しても、それを無理せずに自然とできる外向型人間の平均値レベルにすら到達することはできないでしょう。
ですが、僕のように認知行動療法や読書などを継続して行えば上記のようなスキルがどんどんアップして行きます。
僕は身についたそのスキルを活かして仕事をする傍らブログを書くという選択肢をしました。
ブログ内容は内向型人間の仕事の継続方法を考え伝えるサイトなので、それによって自分自身も仕事を長く続けられるようになるし、沢山の内向型人間に『仕事の続け方』を広めることができると考えたからです。
最後に
ちなみにこれらは僕が今、営業などではない一般的な仕事をしている状況での仕事術です。
例えば一般事務をしている場合、業績による評価などが特に無いのでモチベーションが保ちにくいという側面があると思います。
なので、そういった人向けに上司に怒られないような立ち回り方法や回復アイテムを使って精神力を回復するという事を楽しみながら行うことで、やりがいのない仕事を乗り越えるという仕事術になります。
適職が見つからなくて悩んでいる方の参考になるのではと思いますので、機会があればやってみてください。
きっと生きるのがグッと楽になりますよ。
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