人見知りすぎて看護師に向いてないと思いながら看護師をしていたり、
向いてないと思いながら資格を取ろうとしている内向的な看護学生さんへ。
この記事ではそんな時にどうすればいいのかを教えたいと思います。
まずは病院の科の選び方
病院に就職する時は
- 急性期
- 一般病棟
- 精神科
- 訪問看護
- クリニックなど
これらの科から選ばないといけないと思います。
当然自分に合ったものを選ばないといけませんよね。
そういうときは自分の性格や向上心の有無で決めます
まず、性格に関してはあなたが外向的か内向的かで判断します。
外向的な人は急性期に向いています
なぜかというと
外向型=低反応
内向型=高反応
ということが近年、科学的に証明されているからです。
では、
低反応だったらなんで急性期に向いているの?
と思う方が多いと思います。
低反応ということは相手の反応に鈍感ということです。
いわゆる傷つきにくいのが低反応という事になります。
また、外向型は傷つきにくい性格から、人とのコミュニケーションが苦になることが少ないので、社交的です。
なので、友達も多く、飲み会が好きです。
急性期ではあらゆることを瞬時に判断しなければなりません。
そして、様々な医療従事者と素早くコミュニケーションを取らないといけません。
例えば身体がズタズタに切り裂かれた人を手当てしなければならない時、いちいちそれに対して反応して動揺する人よりも、あまり反応しない人の方が淡々と仕事をこなせるのではないでしょうか
それに、その中で多職種と初対面でもすぐにコミュニケーションができるわけですから、外向型の人の方が向いています。
慢性期病棟が向いている人
ここで言う慢性期は精神科や、療養病棟のこと。
これは仕事量がゆっくりですので、内向的な人でも外向的な人でもできます。
こういった現場にも外向的な人は多く、現場を仕切っているのは大体が外向的。
でも、内向的な人の方が実は向いています。
なぜなら、内向的な人はリスク管理を得意とするから。
内向的な人は刺激に高い反応を示します。
ちょっとしたことでも傷つくタイプの方、神経質な方をイメージするとわかり易いです。
あと、静かな人が多いです。
そういう人はちょっとしたことで精神に不調を来すので、例えば患者が危険な状態にあるかどうかを察知するのが得意です。
慢性期病棟では仕事がマンネリ化しているので、患者の変化に気づかない看護師が多いです。
その中で、患者のいつもの状態との違いにいち早く気づき、対応できるのが内向型。
特に夜勤ではその力が多いに発揮されます。
慢性期病棟入院している患者って基本的に高齢者です。
高齢者はいつ状態が急変して亡くなるかわからない。
特に人が急変して無くなる時間って朝方が多いんですよね。
朝5時当たりって人間のホメオスタシスが一番低下する時間帯。
この時間に無くなる患者さんって多いんです。
そういうときに大切なのはいかに生命の兆候に気づけるか。
例えば夜勤に入ってすぐに患者の異変に気づいていれば、すぐに当直医を呼んで、酸素投与や点滴をつなぐなどの処置をしますよね。
それをするだけで重篤な患者でも数日間は命が長持ちます。
ですが、その兆候に気づかずに放置すればその日のうちに亡くなってしまうことも・・・・
患者さんの命って実は看護師がどう動くかで伸びたり縮んだりします。
これは数年現場で働けば誰しもが気づくことです。
バイタルサイン測定は当然どの看護師もしますが、心疾患などが原因の場合は、急死することがあるので、事前に異常が現れなかったりします。
その場合は表面上の身体の変化やコミュニケーション、臭い、排せつ物の変化などに敏感でないと気づけない場合が多いです。
そのちょっとした”いつもの患者との違い”に気づくことができる内向的な人こそが本当に看護師に向いている人なのです。
実は私も内向型で現在は精神科病院で働いています。
仕事は大変ですが、向いている以上、宿命だと思って仕事をしています。
向上心がある人の場合
内向的な人でも、キャリアアップ志向がある方は急性期に行きたいと思うかもしれません。
そういった方はいちど急性期病棟に行ってみることをお勧めします。
私も一回だけ経験したのですが、精神的に不調になって半年も続きませんでした。
最初は医療ドラマに憧れていた事もあり、
バリバリに活躍したい!と思っていました。
ですが、理想と現実は違います。
看護学校の同級生も同じようにバタバタと急性期病棟や忙しい病院を退職しています。
石橋を叩いて渡るのもいいですが、
こうやって最初に忙しい病院に入って、
『自分は急性期は無理!!』
っていう経験をしておくと、選択肢を絞ることができるので自分の向き不向きがわかってきます。

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