認知症患者の看護   

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看護目標
1.精神、身体症状が悪化せず、事故を防止できる 

<問題点>
#1.入院により生活リズムが変化するため、不安を抱く可能性がある

目標:環境の変化に適応でき、戸惑うことなく入院生活が送れる

<対策>
O―1入院生活に対する予備知識の確認
  2.入院生活への適合性を把握;人間関係は支障を来たしていないか
  3.経済面での負担
  4.オリエンテーション実施後の患者の理解度の確認
T― 1.入院前の生活習慣を把握し入院生活上可能な範囲で調整する
  2.人間関係(医療スタッフ、患者間)がスムーズに保たれるようにする
a. プライマリナースを中心にコミュニケーションを図る
E― 1.パンフレット使用による入院オリエンテーションの実施
  2.入院中のオリエンテーション実施後の不安に対する補足および教育を行う

#2.精神、身体症状により日常生活に行動異常がある

目標:日常生活が円滑に送れ、現在の水準が維持できる

O―1.ADL;食事、排泄、清潔、身だしなみ、歩行、睡眠、行動会話など
  2.精神、身体症状
a.言語障害
b.感情、情緒面における不安定
c.心気傾向、鬱状態
d.夜間せん妄、多動、徘徊
e.幻覚、妄想状態
f.記憶、見当識障害
g.VS
h.合併症の有無
  3.各種薬剤の副作用

T― 1.日常生活の援助
  2.日常生活場面で患者が成し遂げたり、前進したことについては適度に褒めたり、励ます
  3.危険防止に努める
a.病棟内、ベッド周囲の環境を整備する
b.ベッド柵の使用
c.服装を整える
 4.高齢者の言動を受け入れ理解する
  5.患者のペースに合わせる
  6.孤独にさせないように人との接触を多くする
  7.離床を促す
  8.服薬確認
  9.適度な刺激を与え、日常生活のリズムを整える
  10.物品の置き場所をむやみに変えず、同じ環境を保つ
  11.患者自身の能力開発をするために、簡単な作業療法をする 
  12.夜間は中間照明を利用して精神状態の安定を図る
  13.環境整備
  14.貴重品は家人に管理していただく
15.不潔恐怖のある患者の場合
a.排尿、排便の前兆の動作、表情を察してトイレに誘導する。また、定期的にトイレに誘導、オムツ交換をする
b.病室から放尿の対象となる物を除去する
c.下痢傾向のある患者には下剤の使用を控える
d.清潔の保持を定期的に確認する
  16.徘徊がある患者の場合
a.徘徊の原因となるものを探す
b.病棟外に行く際には必ず付き添う
c.患者の着衣、スリッパに所属、氏名を記入する
d.病室トイレ、洗面所の出入り口には特徴ある目印を付ける
e.日中は離床を促し、レクレーションの参加を促す
f. 顔写真を撮影し各病棟・外来に配布して、離棟時の手配をする。
  17.興奮状態のある患者
a.昼夜逆転しないように、日中刺激を与える
b.空腹による場合もあるので、就寝前に捕食を促す
c.暗い病室に居ることで不安を増長させるのでできるだけ明るくする
d.よく話を聴いて不安の誘因を知り除去するよう努める
e.医師の治療方針に基づいて安定剤、睡眠剤の投与をする
f.退院要求が強い場合は家族の面会をできる範囲で求める
  18.破衣、収集癖がある場合
a.身辺の整理、収集物を廃棄する。しかし、きれいにかたづけてしまうと、精神症状を悪化する場合があるので医師と相談して行う
b.衣類の枚数、現在きているものをチェックする

E-1.病棟に慣れるまで戸惑いがあることを説明する
2.レクレーション療法を説明する

#3.自ら症状を訴えられないことが多いために身体症状が悪化しやすい 

目標:身体症状の悪化を防ぐことができる

O―1.合併症の有無、身体機能低下の状態いために身体症状が悪化しやすい    
a.全体的な活発さ、元気さ;歩き方、姿勢、発語の数
b. 食事量
c .排便、排尿
d . VS;熱発に注意
e.全身状態;るい痩、浮腫等
f.痴呆の程度

T-1.脱水のある患者の場合
a.生活環境を把握し、積極的に水分補給を促す
b.衣類、室温の調節をする
c.原疾患を悪化させないように注意する

2.骨折している患者の場合
a.転倒、転落に注意する
b.ベッド柵の使用、履物の工夫

3.肺炎を併発した患者の場合
a.清潔の保持
b.誤嚥防止のための食事の工夫
c.適切な水分補給と保温

4.褥創のある患者の場合
a.離床を促す
b.清潔の保持
c.栄養状態の改善のために食事を工夫
d.患部でない部分をマッサージなどし.循環を良くして褥瘡予防に努める

5.身体症状の把握を行う
a.不機嫌、行動の変化、落ち着きのなさ等の苦痛のサインを受けとめる

#4.精神症状により偶然事故が起こる可能性がある

目標:安全に入院生活が送れる

O- 1.ADL
  2.精神症状
a.夜間せん妄
b.徘徊、多動
c.幻覚、妄想状態
d.感情、情緒における不安定、興奮状態
  3.身体機能の低下
  4.睡眠時間・パターン

T- 1.転倒の可能性のある患者の場合
a.低ベッドの使用
b.ベッドのマットを床上に降ろす
c.ベッド柵の使用
d.ベッドを壁側に密着させる
e.ベッド柵の隙間をシーツ、毛布、座布団等で塞ぐ

2.離院の可能性のある患者の場合
a.病棟外に行く際には必ず付き添う
b.患者の着衣、スリッパに所属、氏名を記入する

3.異食の可能性のある患者の場合
a.身辺整理
b.身辺に食品を保管せず、残飯類は素早く処理する
c.薬品、危険物は患者の手の触れない場所に保管する

#5.病識がないために治療、検査への協力、安静が保てない可能性がある

目標:治療、検査がスムーズに受けることができる   

O-1.治療、検査に対しての理解力はどの程度か
2.日中の過ごし方
3.精神症状;夜間譫妄、徘徊、多動、幻覚、妄想状態
4.治療、検査に対して協力的であるかどうか

T-1.頻回に訪室し、状態の把握に努める
2.安静が保てない場合は苦痛にならない程度に抑制する(抑制に関する同意書を家族から取っておく)
3.内服薬は配薬管理とし、服薬を確実にする

E-1.検査前の説明は機会あるごとに行い説明する
2.治療に対してはその都度説明する

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