看護問題
自己健康管理促進準備状態(化学療法)
看護目標
化学療法とその副作用に対処して、入院生活を送ることができる
看護実践
O-P(Observational Plan )
1.バイタルサイン(体温、脈拍、血圧、経皮的酸素飽和度)の測定
2.出血斑の有無
3.悪心・嘔気・嘔吐の有無
4.刺入部異常の有無
5.口内炎の有無
6.味覚障害、食欲不振の有無
7.脱毛の有無
8.排便状況(便秘・下痢の有無)
9.倦怠感の有無
10.採血データ(RBC、WBC、PLT、Hb)
11.治療に対しての不安の有無(治療の理解度)
T-P(Therapeutic Plan )
1.点滴管理(抗生剤投与時、点滴管理。刺入部異常の有無を見る)
2.環境整備(お見舞いで生花や生ものがあれば、片付ける。脱毛の処理)
3.異常時、Drに指示を仰ぐ
E-P(Educational Plan )
1.抗がん剤投与後の副作用を説明する。
(当日は、「アレルギー反応、嘔気・嘔吐、血管痛、発熱」
2~7日で「倦怠感、食欲低下、下痢」
1~2週間で「口内炎、白血球、血小板減少、貧血」
2~4週間で「脱毛、皮膚の角化、手の痺れ、膀胱炎」になりやすいので、
症状があれば教えてください。
2.不安なことや分からないことがあれば、教えてください。
3.易感染性について説明する。(好中球の減少に伴う、隔離の可能性、清潔実施のこと)