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クリティカルシンキングとは

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看護過程にはクリティカルシンキングが必要不可欠である。

今回は看護過程に必要不可欠と言えるクリティカルシンキングという考え方について説明します。

クリティカルシンキングとは

クリティカルシンキングとは、目的志向のことです。

また、結論を導き出す考え方のことでもあります。

それは逆に批判的思考でもあります。

まとめると、クリティカルシンキングとは自分の意見をもって建設的・積極的に思考し、自立的に、能動的に考える能力や態度ということになります。

看護は、診療補助業務に対するケアだけではありません。

患者さんの顕在あるいは潜在している健康上の問題に対する各人の反応へのケアでもあります。

予防期、疾病からの回復期、リハビリテーション期、疾病と一生涯つき合う慢性期、死に向かっているターミナル期の各段階において、それぞれに適した方法で多様に看護支援が展開されています。

この複雑なケアを遂行するためには、知識や経験、さらにそれをとおしてつちかった直観的観察力・洞察力を駆使して論理的に批判的にアセスメントする必要があるのです。

また、それが看護上の問題や看護診断を明確にしていくことになるのです。

つまり、看護過程を作っていれば誰しも必ずクリティカルシンキングを行っているということです。

問題解決的思考を取り入れた看護過程の展開では看護過程のすべての段階にクリティカルシンキングを使用しています。

このことは、それぞれの患者さんに応じた個別性を重視した質の高いケアを提供することにつながります。

看護過程を展開するときは、患者さんの情報収集・分析が的確にできることが大切。

最近では、入院患者の平均在院日数が短縮化されています。

また、患者の重症化が顕著になっていて、患者の急変時の対応、さらに急変を予測する即席の断能力が求められるようになってきました。

いっぽうで、医療費との兼ねあいもあり、最近では病院入院患者の診療報酬に関係してクリティカルパスが使用される施設が多くなってきました。

看護師は普段からクリティカルパスの用紙にそって看護を行い、観察内容、 ケア内容を記録していきます、

ですが、複雑な重複疾患患者や重症の患者の場合、その経過を逸脱することがよくあります。

看護師はそれにはやくきづいて、の逸脱した状態の情報を収集してアセスメントし、看護計画、治療計画の修正をしなければならなりません。

要するに、看護師の判断能力が問われており、これを正確に行うことがクリティカルシンキングをしているということになるわけです。

超高齢社会において高齢患者が激増した結果、日本の医療費は増大しました。

また、問題、看護・介護のマンパワー不足。

医療・介護・福祉関係の複雑化などもあわさって、看護師に求められる知識、技術、実践能力は莫大なものに膨れ上がっています。

そして、その業務遂行における責任も問われます。

下手すると裁判沙汰です。

このような状況下で、看護を展開するにあたりクリティカルシンキングが欠かせないものになるわけです。

ベテラン看護師は無意識のうちにクリティカルシンキングを看護過程のなかで使用しています。

新人看護師にとっては、ベテラン看護師のようなクリティカルシンキングはきません。

しかし、知識をもち、経験を積むことによって一歩一歩近づくことができるのではないでしょうか?

それには積極的な学習姿勢が大切です。

ぼくといっしょに学んでいきましょう!!

看護過程の各段階とクリティカルシンキング

看護過程のすべての構成要素においてクリティカルシンキングは使われています。

そこで、今回は看護過程の5段階(アセスメント、看護診断、計画実施、評価)のなかで、クリティカルシンキングがどのように使われているかを説明します。

●アセスメント

情報収集

ゴードンの11の機能的健康パターン、ヘンダーソン14項目にしたがい看護情報を客観的、主観的に収集します。

そして、疾患の情報(病態生理、システムレビュー、 リスクファクター、 検査データ。主訴。現病歴、既往歴、家族歴、医師の治療方針・指示など)も収集します。

情報の解釈・分析

収集した情報を解釈・分析、問題のあるものを抽出し、正常やー般の状態からの逸脱を確認します。

このときのクリティカルシンキングは、データの信頼性、 事実の正確性、証拠の探究、比較・対照、価値判断を行うことです。

クラスター化(グループわけ)

情報を解釈・分析したあと、情報を推しクラスター化(グループわけ)します。

このときのクリティカルシンキングは、関連性や分析、統合、分類を行うことです。

●看護問題

看護問題・看護診断

関連した情報の整理を行い、現実にある問題、起こる可能性のある問題などを抽出します。

優先順位の決定

看護診断を抽出したあと、マズローのニードの段階、患者さんの考える優先順位を考えて看護診断の優先順位を決定します。

このときのクリティカルシンキングは、様々な問題からあーでもないこーでもないと考えながら最適な優先順位をきめることにあります。

●看護計画

期待される結果

看護目標であり、クリティカルシンキングは結果の予測を行うときに使用します。

計画

看護計画を立てるなかで患者や家族の価値観、医聴者側(医師、看護師)の価値観が衝突することがあります。

患者さんの判断はとても重要ですが、それぞれの価値判断に相異がある場合、 カンファレンスなどを行ってお互いに納得してから計画を立てることが大切です。

そして、それぞれに合わせた看護計画を立てるためには、クリエイティブ性が必要です。

このときのクリティカルシンキングは、事実・価値判断、意思決定、予測を行うことにあります。

●実施

実施では臨床判断能力が求められます。

つまり、臨床と同じように直観的にクリティカルシンキングをしていることになります。

実施においては、ゆっくり立ち止まって考えている時間はありません。

本で調べていては間に合わないのです。

このときのクリティカルシンキングは、一つひとつの場面で問題解決を行うことです。

●評価

計画・実施に則して適切であったかどうかを評価します。

実施はチームで行うため、評価もチームメンバーで共有し、評価する必要があります。

そうすることで自分自身や他者の視点・観点を知り、比較することができます。

このときのクリティカルシンキングは、偏りを知る視点・観点をもつ、評価を行うことになります。

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