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ヘンダーソンの14項目に基づくチェックリスト

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1.正常に呼吸する
1-S
•情緒的なストレス
•酸素療法に対する反応
•呼吸困難の有無
•呼吸器疾患の既往
•喫煙習慣
•呼吸困難に繋がる生活環境、職業(職場環境)

1-O
•呼吸音・呼吸数・呼吸の深さ・呼吸のリズム・呼吸の特徴
•分泌物→痰(量・色・性状・自己喀出)・血液(量・性状・色)・胸水(画像診断所見・ドレーンによる排水)
•姿勢・体位による呼吸困難の出現の有無、呼吸困難出現による姿勢・体位の変化、分泌物の排出の変化
•胸部の拡張、呼吸筋の動き、胸郭の形状異常の有無
•皮膚の色や表情:チアノーゼ、苦痛表情など
•呼吸を障害する因子(直接的・間接的原因となる疾患・症状、精神状態の有無、アレルギーの有無、既往、検査データ)
•動脈血ガス分析、血球検査、末梢血液検査、胸部レントゲン・CT・MRI所見、肺活量(スパイロメトリー)、間接的に原因となっている疾患の検査データ
•呼吸方法(自発呼吸か呼吸器使用か、予防の為の薬剤の指示、呼吸困難出現時の薬剤の指示)
•呼吸器の種類と設定、回路の状態管理状況
2-S
•呼吸閉塞の不安や脅威
•屋内の空気環境に関する不快
(窓の開閉が気になる、不快な室温・湿度・気流・臭気など)
•呼吸閉塞などの予防手段の理解
(薬剤、酸素吸入法、室内空気環境の整備、姿勢・体位、呼吸閉塞の原因など)
2-O
•呼吸音・呼吸数・呼吸の深さ・呼吸のリズム・呼吸の特徴
•分泌物→痰(量・色・性状・自己喀出)・血液(量・性状・色)・胸水(画像診断所見・ドレーンによる排水)
•姿勢・体位による呼吸困難の出現の有無、呼吸困難出現による姿勢・体位の変化、分泌物の排出の変化
•胸部の拡張、呼吸筋の動き、胸郭の形状異常の有無
•皮膚の色や表情:チアノーゼ、苦痛表情など
•呼吸を障害する因子(直接的・間接的原因となる疾患・症状、精神状態の有無、アレルギーの有無、既往、検査データ)
•動脈血ガス分析、血球検査、末梢血液検査、胸部レントゲン・CT・MRI所見、肺活量(スパイロメトリー)、間接的に原因となっている疾患の検査データ
•呼吸方法(自発呼吸か呼吸器使用か、予防の為の薬剤の指示、呼吸困難出現時の薬剤の指示)
•呼吸器の種類と設定、回路の状態管理状況
•枕、ベッド、椅子、パッドなどの使用状況
•室内空気の調整
(温度や相対湿度、人体に刺激となる物質の有無、不愉快な臭気の有無)

2.適切に飲食する
1-S
•食欲の有無、普段の食欲や変化
•好み、嗜好、食物アレルギー
•欲しいときに自由に食べられないストレス
(検査・治療・処置などの影響、食習慣の違いなど)
•肉体的な苦痛の有無
(疼痛・吐き気・倦怠感・空腹感・口渇・嚥下困難など)
1-O
•疾患、発達段階に応じた一日に必要な栄養量や食品・水分量・実際に摂取できている量、偏食・拒食・間食の有無、血液検査データによる栄養状態の把握
•身長・体重の計測(成人で肥満の場合は腹囲測定、BMI、カウプ指数、幼児身長体重曲線)
•医師の食事処方
•食事時間・間隔、普段の食習慣との差、介助の速度、嚥下状態、補助具の使用状況(患者に合っているか)
•食事の摂り方(経口か経管栄養か、自立か介助か(どの程度の介助か)、補助具の使用の有無、義歯使用の有無、口腔の状態、嚥下状態)
•食事の習慣・風習・タブー
•地域ヘルパー派遣の施策など(食事行動に影響する障害の程度や状況、障害に対する家族の受け入れや対応状況、ヘルパーの活動状況、その他社会資源の活用状況(配食サービスなど)
•静脈内注射・IVHの内容・量・回数、ルート設置状況、ルート管理状態、感染の有無
•注腸の内容・量・回数・ルート設置状況、ルート管理状態、感染の有無や皮膚状態
•食欲や栄養吸収に影響する疾患・症状、アレルギー、検査・治療・処置の有無と検査データ
•便秘・下痢・皮膚の状態
2-S
•嗜好、食物や好みの物の希望、食物アレルギーの有無
•情緒的なストレス
•食習慣、食事環境、食事方法についての訴え

2-O
•食事の場所や移動手段
•健康な時の食事作法が守られているか
•介助者の方法(誰が、どのように、介助のペース)
•調理法
•食欲や栄養吸収に影響する疾患・症状、アレルギー、検査・治療・処置の有無と検査データ
•便秘・下痢・皮膚の状態
•食事中の言動・表情

3.あらゆる排泄経路から排泄する
1-S
•情動の状態(緊張・不安・恐怖、うつ的状態やストレス)
•社会的タブーのうけとめかた(異性の医師には話したくないなど)
•排泄習慣・月経・発汗・吐物に関する変化の訴え
(量・性状・間隔・排泄に伴う苦痛・不快の訴え)
•排泄手段に対する訴え(臥位ではしづらいなど)
•排泄後の身体症状の有無
(残便・残尿感、腹部膨満感、悪心、腹痛など)
1―O
•排便・排尿・嘔吐の回数・間隔・排泄量・便意・尿意の有無
•身体症状(腹部膨満・腸音・浮腫など)
•排泄物の性状
•発汗・肺からの水分排泄、メンストレーションの状態
(皮膚・口腔粘膜の状態、胸腔ドレナージによる排液、痰の量、月経
周期・量など)
•ドレーンや穿刺による排液状況
•排泄の動作や姿勢・体位
(疾患や病状による医師からの指示など)
•排泄場所や構造・設備用具・器具
•排泄の訓練やリハビリ(膀胱訓練、トイレットトレーニングなど)
•検査データ:一般尿検査、腎機能検査、大腸内視鏡検査、胃内視鏡など
2-S
•身体的苦痛
(残便感・残尿管・腹部膨満感・悪心・腹痛・不適切な排泄後のケアによる皮膚・粘膜の変化に伴う苦痛)
•精神的苦痛(プライバシーへの配慮不足、周囲への気兼ねなど)
•排泄習慣・月経・発汗・吐物に関する変化の訴え
(量・性状・間隔の変化やそれらに伴う苦痛・不快の訴え)
•排泄手段に対する訴え
2-O
•身体障害の有無(トイレまで行けるか、排泄動作に影響する障害の有無など)
•トイレの設計や設備、臭気調整、寒冷からの保護、便器やおむつの使用など
•プライバシーが保たれているか(トイレの位置、使用物品、他患者との関係など)
•衣類やベッドの汚染(排泄行動のどこの不足によるのか、特定される原因や疾患)

4.身体の位置を動かし、また良い姿勢を保持する
1-S
•気分や生活態度(うつ状態による活動低下、不規則な生活など)
•姿勢をとるのが困難である訴え(腰が痛くて上を向いて眠れない、膝が痛くて歩けないなど)
•不良な姿勢による症状(寝返りがうてないので腰が痛い、立ち作業で足がむくみやすい)
1-O
•姿勢や体位(一日に多い体位とその頻度、姿勢は良いかなど)
•病気や障害の状態(動けない、意識がない、麻酔されている、寝たきり、管が入っている、治療上の行動制限など)
•体位保持の状況(バランス・関節可動域・麻痺・好縮・支持など)
•医師の指示(安静度、禁止されている体位、移動手段、体位変換の時間)
•実際の体位変換の時間(何時間おきにどの体位)
•褥創の有無や体の清潔(褥創・表皮剥離・圧迫による皮膚発赤の有無、発汗の有無、皮膚湿潤の程度など)
•寝たきりの生活から解放するための機械・器具(振動ベッドやフレームベッドなど)の活用状況(ベッドの高さは適切か、車椅子・歩行器・杖の使用状況など)
•リハビリの進展状態(医師の指示、リハビリの記録、病棟リハの状況など)
2-O
•姿勢や動作の変化(転倒などの危険性のある動作をとっている、患部に負担のない姿勢・動作をとっているなど)
•よい姿勢をとれるようなベッドや寝具、椅子の整備(使用している物品の選択は適当か、工夫はなされているかなど)

5.睡眠と休息をとる
1-S
•上手に休息できない感じ(疲労感が残る感じ、逆に休息によって疲労感が増す感じなど)
•不眠感(入眠困難、中途覚醒、浅眠による熟睡感のなさなど)
•睡眠薬への依存
•麻薬への依存
•アルコールへの依存、その他その人なりに眠るために工夫していること
1-O
•睡眠時間(何時から何時まで何時間寝たか、午睡・仮眠)
•入眠中の状態(夢を見る、寝てても活動中の夢を見る、恐怖・不安を生じるような夢を見る、体動が多い、呼吸状態、熟睡感があるなど)
•睡眠薬使用の有無(医師の指示、定期薬・臨時薬の種類・飲み方・使用頻度・使用し始めてからの量の増減の推移)
•麻薬使用の有無(医師の指示、定期薬・臨時薬の種類・飲み方・使用頻度・使用し始めてからの量の増減の推移)
•眠剤・麻薬で得られたと思われる効果
•興奮させるようなできごとの有無(仕事、勉強、家事・育児、介護など)
•音楽や読み物の必要性
•入眠前の習慣など(筋緊張をおこすような仕事・趣味などを行っているか)
2-S
•淋しさの有無
•ホームシックの有無
•イライラする感じ
•全身の筋肉の緊張感の有無
•楽な気分
•その他ストレス・悩みの有無
2-O
•人をイライラさせる刺激の有無(物音、におい、使用中の物品など)
•不幸な出来事の有無
•身体の清潔
•寝具・寝衣の適性(硬いマット、重い布団、伸縮率の悪い寝衣など)
•安心感を与える人の有無(親の添い寝、家族との関係など)
•病気に伴う苦痛の有無(痛み、痒み、咳、空腹感、躁状態、妄想などの精神的苦痛など)

6.適切な衣類を選び、着脱する
1-S
•暑い
•寒い
•清潔
•動きやすい
•快適
1-O
•寒・暑への対処:羽織ものや掛け物の有無、通気性、着脱のしやすさなど
•清潔さ:衣類の数、洗濯は誰がいつ行っているのか
•治療上の適性:動きやすい、休みやすい、患部への負担がない、褥創があるかないかなど
•生活上の適性:TPOに合わせた選択ができているなど
•発達・自立の程度(乳幼児、無力者、意識障害者など。発達段階・ADL自立の程度・介助者は誰かなど)
•正常時の衣習慣の不必要な妨げ
2-S
•衣類・装身具の好み
•自尊感情
•疾患・障害による影響の有無
•その時の気分や精神状態
2-O
•衣類の種類
•きちんと着ているか(衣機能を正しく使えているかなど)
•だらしなくしているか(他者からの評価、古く傷んだ衣類ばかり持っている、TPOにそぐわないなど)
•衣類・装身具の好み
•整容に影響する疾患など(精神疾患など)

7.衣類の調節と環境の調節により、体温を生理的範囲内に維持する
1-S
•肉体的苦痛の訴え:汗が多くて体が汚い・痒い・寒くてくしゃみが止まらない、寒さによるふるえが止まらないなど
•精神的苦痛の訴え:暑くてイライラするなど
1-O
•体温測定
•環境条件:温湿度・換気の状態・窓際で日光が当たりやすいとか戸口のためにすきま風に当たりやすいなど
•発汗・悪寒戦慄・顔色(蒼白・紅潮)・皮膚爪床色・体熱感・冷汗の有無と状態
•衣類・寝具の選択:通気性・保温性の有無、素材など
•活動の程度:安静度・リハビリ
•食事摂取量・食欲の有無
2-S
•不愉快なほどの暑さ:通気が悪い、衣類の素材が不適切、季節にそぐわない衣類の選択など
•不愉快なほどの寒さ
2-O
•環境条件の調節:エアコンなどの空調設備の状況、スクリーンやカーテンの設置状態、窓の開閉が自由に行いやすいなど
•衣類・寝具の調節:保温の効く衣類・羽織もの・毛布やタオルケットの持参の有無など
•活動制限
•渇同僚の調整:安静度・リハなど
•摂取栄養の増減
•沐浴、温熱刺激の適用

8.身体を清潔に保ち、身だしなみを整え、皮膚を保護する
1-S
•皮膚・毛髪・爪・鼻・口・歯など不快訴え
•いつどのように清潔行動をとっているか
1-O
•皮膚・毛髪・爪・鼻・口・歯などの清潔状態(匂い、べたつき、清潔を保持しにくい毛髪や髭の伸び、鼻汁や唾液の流出、口腔・歯の汚染具合
•清潔を損なう条件の有無(皮膚湿潤の程度、毛髪・髭の長さ、鼻汁・唾液・痰の量や喀出状態、口腔の開閉状態、義歯使用の有無など)
•不潔による疾患・症状の有無(白癬・皮膚の発赤・発疹・掻痒感・引掻き傷・皮膚剥離・びらん・褥創・疥癬・巻き爪・耳垢閉塞による難聴・食欲低下・嚥下困難・痰絡みに伴う発語不明瞭・嗄声・呼吸困難感・虫歯や歯痛・不穏・活気の低下など)
•清潔行動の方法と頻度:自立度、入浴・シャワー浴・部分浴・清拭のどれか、どのくらいの頻度か、介助者、物品は揃っているか、患者に適した物品か
2-S
•衛生的ケアに対する訴え:行ったケアに対する感想・意見・要望など
2-O
•健康時の清潔の基準
•今の清潔の基準:皮膚や症状により、患者自身の清潔の基準が変化したか、実際の患者の清潔行動の変化(清潔行動が正しく行われて以内、促すと拒否的であるなど)、介助者のケアが健康時の清潔の基準に達しているか
•今の清潔行動の方法と頻度:方法、頻度、介助者、物品
•患者に適した清潔行動がとれているか:不必要な疲労や苦痛を与えていないか、使用している物品は患者に適しているのか、介助者の知識不足による誤ったケアなど
3-S
•人間関係に関する訴え:汚れているから人に会いたくないなど
3-O
•身だしなみの美しさ
•身だしなみの清潔さ
•化粧品の選択
•他患者や家族・友人と自発的に接する機会を持っている、身だしなみに関して良い評価を受けるなど

9.環境のさまざまな危険因子を避け、また他人を障害しないようにする
1-S
•無知による恐れやタブーの悩み(階級制度、習慣、信仰、など)、患者なりに持っているタブー
•共同生活の受入れ:不安・不満、同室者や他患者に対する不安・恐怖など
•環境の危険の認知:ベッドが高い、水がこぼれていて歩くのが怖いなど
1-O
•環境調整の自由の有無:自力で危険を除去している、除去してくれる介助者がいる、危険に関して訴えることができるなど
•同室者:悪意・敵意(妄想含)を持っていたりそれに伴って迷惑行為が多い、借金・飲酒・暴力などに勧誘されたり、実際されているなど
•精神錯乱・精神病者・自殺ぐせのある患者の保護や伝染病患者の感染防止の措置(個室・隔離室・抑制の使用、精神病状の変化、初発症状の有無、感染症や精神病の既往の有無、検査の結果など)
2-S
•危険防止のための知識:環境整備の必要性、自分の疾患・症状に適した物品の配置や使用方法、清潔保持の必要性など
2-O
•機械的損傷(転落・衝突)、物理的危害(火傷など)、毒性化学物質、動物や昆虫の害、常在性の病原微生物の有無
•安全を守る患者・家族・介助者教育の実施:環境整備。物品の使用の工夫など
•病院管理の適切さ:必要のない抑制や隔離など、個室・隔離室適応の基準、定期的な抑制・隔離に関する見直しなど
•建物の構造や設備:病室の間取りや家具などの配置状況、廊下の広さや手すりなどの取り付け状況、患者に適した物品の選択など
•害虫駆除の実施:病院・家庭での対策状況など
•家具・設備・物品の消毒や滅菌:誰がいつどのように行っているか、汚染されたものの有無など
•看護師の感染予防策:院内の感染策機関の設置や活動状況など
3-S
•感染症症状を疑う訴えの有無:本人は知らずに感染症患者と接触した内容の会話など
•イライラや幻覚・幻聴・妄想、実際の対人関係上のトラブルによる他者への悪意や敵意に関する訴えなど
3-O
•未発見の伝染性疾患(結核・性病・亜急性の咽頭レンサ球菌感染症、腸チフス保菌者など)の潜伏:既往歴、家族内に感染症患者もしくはその既往を持つものがいないか、感染症患者との接触の有無、海外への渡航の有無、検査データなど
•看護師の感染予防策:院内の感染策機関の設置や活動状況など

10.自分の感情、欲求、恐怖あるいは‘気分“を表現して他者とコミュニケーションをもつ
1-S
•表現への満足感:感想、表情など
1-O
•表現の手段:口頭、筆談、文字盤の使用、身振りや手振り、手話など
•解釈者、代弁者の存在:誰がどのように行っているのか
•表現を阻害する因子の有無:気管切開や咽頭・喉頭の疾患・術後により声が出ない、精神病・精神遅滞、発達段階(新生児・乳幼児・老人)、脳神経疾患による失語症や筋力低下など、呼吸困難・疼痛などの苦痛症状など
•身体上の表現:心臓の鼓動、呼吸状態、顔色、姿勢、表情、動作などの変化
2-S
•患者・家族の悩みや思い、心配ごと(入院生活の悩み、死の威嚇に直面した患者の家族・友人の苦痛)、会いたい人(家族・親類・友人・宗教関係者など)
2-O
•患者・家族の表情や動作:笑い、泣き、怒り、意欲向上、意気消沈、積極性、消極性、自信の獲得、自尊心の低下、諦めや絶望の様子など
•面会者の有無:いつどのような人がどのような頻度で訪れるか、面会の様子、面会を拒否する理由
•患者についてのカンファレンスの主催や関係者(患者本人も)の参加:頻度や内容、患者以外の参加者(家族など)の有無、カンファレンス中の患者の様子、カンファレンス前後の患者の変化など
•媒介者(看護婦も含む)の記録・報告の内容やモニター情報など:どのように患者を理解しているのか(患者の表現手段や表現時の特徴など)、患者・家族の満足感は得られているかなど

11.自分の信仰に従って礼拝する
1-S
•患者のプライバシーの保護:情報漏えいに関する不安や苦痛の訴えの有無など
1-O
•医療従事者の倫理的網領の遵守(民族・手技・人種などによる差別の有無など)
•医療従事者の法的義務の遵守(患者の秘密を守る行為や診療記録の守秘など):知りえるはずのない人からの情報の有無、面会や面談の場所や状況、院内の個人情報保護法に対する対応など
•医療従事者によるある種の思想の強要の有無など:患者の自己決定が阻害されていないか、信念・価値観を否定されていないか、カンファレンスでの内容など
2-S
•宗教に基づいた生活に必要な看護者の援助に対する希望
•病院での日常診療の中の葛藤
•患者の考え方や信念・価値観が尊重されていると感じているか、患者そのものが受け入れられていると感じられているか
2-O
•宗教に基づいた生活の履行(礼拝堂にいく、牧師の訪問を受ける、牧師と話せる、聖餐を受けるなど)
•日常生活の中の宗教による規制(ある種の食物の禁止、断食の日、安息日など):どのように対応しているのかなど
•看護者(医療者)の信仰に対する態度(知識や寛大さなど):どこまで対応しているのかなど
•患者の習慣に対する看護者の対応とそれに対する患者の理解

12.達成感をもたらすような仕事をする
1-S
•興味:やってみたい、面白そうなど前向きな発言
•仕事への関心の徴候:経済的に仕事を必要としている、助言を求めてくるなど
•物事を成し遂げたいという気持ちの有無:意欲的・積極的・消極的・拒否的発言や表現、行動など
•楽しみの有無:趣味や習慣の有無など
1-O
•肉体的な限度の有無(昏睡状態、病弱、重症など):その時点の疾患の状態と今後予測される状態など
•知識・技術・職歴・学歴・経験など
•一日の活動から生じたもの:何がどのようにできたのか、患者の満足感や充実感、作業療法への参加とその時の様子など
•離職期間:職歴、生活歴など
•リハビリテーションの活動の有無、内容、参加状況、進行状況、今後どのようにどこまでの内容を行っていくのか、患者の満足感・希望など
•セラピスト(物理療法士、作業療法士、遊戯療法士、就職カウンセラー、その他の専門家たち):他の医療従事者の介入状況、どのように連携しているのか、患者との関係、患者の受け止め方など
2-S
•社会の期待:家族・同僚との関わりなど
•やり遂げたいと願う関心ごと
•無価値感、自尊感情の低下、孤独感、疎外感など
2-O
•一日の過ごし方と仕事(生産活動)から生じたもの:達成感や充実感を得た内容など
•作業時の表情(楽しみながら行っているかなど):楽しそうである、集中して参加している、疲労感がある、注意散漫など
•一緒に協力し合える仲間の有無、作業場の人間関係、家族関係など

13.遊び、あるいはさまざまな種類のレクリエーションに参加する
1-S
•周囲の人の想像力と才能
•過去の経験や趣味・知性、交友関係など:ストレス発散の手段。余韻の過ごし方、作業療法や病棟レクリエーションの参加の有無など
1-O
•遊び、レクリエーション活動のための環境(音楽や読書、ゲーム、テレビ、パーティー、楽しめる運動、部屋の模様替えや戸外への車椅子での移動、移動図書館、音楽や芝居の実演、ワゴンによる買い物、レクリエーション室や運動のための設備の有無など:作業療法、病棟レクリエーション、ストレス発散となる過ごし方、余韻の過ごし方など
•患者の背景(性別・年齢など)
•患者の一般状態、疾病の重傷度、ハンディキャップの有無など:どのような活動なら行えるか、どのように支援されているか(作業療法通所、家族、友人、リハビリテーションなど)
•レクリエーション計画やボランティア・遊戯療法士・家族や友人の活用:誰がどのように関わっているのか、頻度、患者に適したかかわりか、患者の満足度など
2-S
•欲しいもの、したいこと:趣味、将来の夢や希望など
•生活の流れにのっているという気持ち:病床から妻に誕生日プレゼントをする気持ちなど。周囲の人との関わり、患者なりの特別な日の有無など
2-O
•無思慮に無駄屋に閉じ込められていないか:離床時間、外出時間などの頻度、またそれを支援してくれる人の有無など
•遊びやレクリエーション等への参加:作業療法、病棟レクリエーション、ストレス発散となる過ごし方、余暇の過ごし方など
•ストレスやうつ状態の有無:充実感の沸かない状態、引き篭もり、自閉的、活動低下など
14.‘正常“な発達および健康を導くような学習をし、発見をし、あるいは好奇心を満足させる
1-S
•生活習慣への本人の動機付けや受入れ:好ましい自己イメージの有無とそれに伴って何ができるのか、どんな工夫をしているのかなど
•予防法(治療法)についての知識、(知らないための病気の悩みなど):助言者、公的機関、テレビ・雑誌・ネットなどの媒体の利用、取り入れている予防法など
•治療法の選択の意志:自己決定、希望、前向きさ
•患者の理解力の程度:認知機能の問題、キーパーソン、正しい理解を阻害する情報や情報提供者の有無など
•養生法を守る生活の中での間違いや誤解のための悩みなど:思うように養生できない、対人関係や家族・親類との関係、金銭関係上のトラブル、なかなか改善されない症状など
•生きる(あるいは死ぬ)ことの受け止め方:人生観、死生観、人間とは、自分の人生をどのように見つめているかなど
1-O
•個人個人の必要への健康法の適応の状態やそのプランの下端(イニシアティブの取り方など):無理のない計画がなされているのか、患者の満足感・負担感、家族の協力状況、社会福祉サービスの活用状況や内容など
•看護師の健康指導、訓練、教育(再教育やリハビリテーション):具体的内容、患者の受入れ状態、進行状態、今後の計画
•医師の養生法の守り方(間違いの有無など):思い込みや誤った情報を入手していることによるコンプライアンスの低下、医師に対する信頼度など
•健康法や衛生の実際のやり方についての看護師への期待:依存心、向上心、看護師への信頼度、現状への満足度、負担感など
•患者を助ける医療チームの責任の引き受け方の実施:どのような職種が関わっているのか、円滑に機能できているかなど

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