事例紹介
患者:Yさん 50歳 男性 中年期
診断:大腸がん(リンパ節・肝臓・腹膜への転移)。
家族構成:妻:45歳、長男:25歳(大学生、近県で一人暮らし)。
感染症:なし。
アレルギー:なし。
健康状態:
視力:日常生活に支障なし。
聴力:日常生活に支障なし。
社会的知覚(触覚・味覚・痛覚など):日常生活に支障なし。
言語:日常生活に支障なし。
運動能力:介助で歩行可能。
職業・家庭の役割:。
無職(前職:パチプロ)。
キーパーソン:妻(会社員)。
性格:明朗、社交的、責任感が強い、家族思い。
信仰・信条・家訓など:幸福の科学。
生活状況・習慣:。
食事:1日3回、好きなものはジビエ
排泄:尿は1日6〜7回、便は1回/2〜3日(普通便)。
睡眠:1日6時間程度。
活動:週5日の会社勤務。
清潔:シャワー
趣味:ウクレレ
嗜好:喫煙歴なし、飲酒は付き合い程度。
発症から訪問までの経過:
4年前、便秘気味や腹がパンパンであり病院に行く。
検査の結果、ステージⅢの大腸がん(直腸癌)と診断され、手術を受ける。
術後の経過は順調で退院し社会復帰する。
人工肛門の大きなトラブルもなく、日常生活を送っていた。
また、退院後、定期的に受診し経過観察をしていた。
1年前頃、便に血液が少量混じるようになり検査を実施。
検査を終えて、妻の同席のもと医師の説明を受けた。
医師の説明は「肝臓・リンパ節・腹膜への転移があり、末期です。抗がん剤で何とかしましょう。」という内容だった。
Yさんは「こうなったのは全てぼくのせいだ。抗がん剤で治します」と話した。
抗がん剤の治療のために入退院を繰り返していたが、8ヶ月が経過しても治療の効果がみられず、白血球数の低下や貧血の悪化をきたし、腹水貯留や疼痛も以前より増強したため、治療を継続することができなくなった。
医師から「もう無理です。余命はあとちょっとです」と説明を受けた。
Yさんは「最後の人生、後悔なく生きます」と抗がん剤の治療を受けず、最期まで在宅で過ごす決意をした。
妻は、「本人が希望する通りにしたいと思います。介護休暇をとることも考えています」と話していた。
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Yさんは医師の説明を理解し、予後を受け入れている様子である。
大腸がんの末期で、疼痛や呼吸苦、倦怠感などの出現によりADLが介助となり、常に誰かのサポートが必要な状況である。
キーパーソンである妻や息子、訪問看護師が健康管理を全面的に行う必要がある。
Yさんは余命あと少しという状況で、自宅での療養を希望しているため、今後は不必要な延命措置は行わず、QOL維持のため疼痛管理や感染管理、身体的ケアに努める。
また、妻は夫の介護により、睡眠を十分に取れず疲労困憊している様子が見られる。
また、「もっと楽にしてあげたいのですが、なかなかうまくできなくて・・・」という発言から、夫を上手くサポートできないことで自責の念に駆られている様子がうかがえる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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