長期目標
乳児が成長に必要な適切な栄養を摂取し、健康的な発達を達成する。
短期目標
経口栄養摂取能力が増える
観察計画(OP)
- 乳児の体温、脈拍、呼吸、血圧の変化を定期的に測定する。
- 哺乳意欲の有無や程度を観察する。
- 哺乳状況(経口哺乳量、吸啜力、嚥下状態など)を詳細に記録する。
- 体重の変動を追跡し、成長曲線に沿っているか確認する。
- 悪心や嘔吐の有無をチェックし、その頻度や程度を記録する。
援助計画(TP)
- 乳児に適した乳首や哺乳瓶を選択し、授乳を助ける。
- 経口哺乳が15~20分で完了しない場合は、経管栄養に切り替える。
- 授乳の際の体位を工夫し、効果的な哺乳を促進する。
- 腹部膨満時には適宜ガス抜きや肛門刺激を行う。
- 睡眠や安静を確保し、不必要なエネルギー消費を抑制する。
教育計画(EP)
- 乳児の哺乳の特徴に合わせた適切な授乳手技を保護者に指導する。
- 哺乳中に異常な症状が出現した場合は、直ちに知らせるよう保護者に指導する。
- 安定した環境を提供するための方法を保護者に説明する。
- 乳児の成長に応じた栄養摂取の重要性について教育する。
- 乳児の哺乳に関連する口腔ケアの重要性を保護者に伝える。