長期目標
患者がセルフケア活動(食事、清潔、排泄、衣類の着脱、身づくろい)において自立または部分介助のレベルに達し、維持する
短期目標
患者が自助具の使用方法を理解し、日常生活において活用することができるようになる
観察計画(OP)
- 患者や家族からのセルフケアに関する言動や表情を観察し、支援が必要な領域を特定する
- 病的悲嘆の有無と程度を評価し、精神的サポートの必要性を判断する
- 身体的機能(関節拘縮、筋硬直、筋力)と神経症状の評価を行い、適切な介護計画を立案する
- 患者のセルフケアに対する意欲、態度、行動を観察し、動機づけの方法を考案する
- コミュニケーション能力及び視覚、聴覚、触覚の機能を評価し、必要な補助を決定する
援助計画(TP)
- 患者がセルフケア能力を高めるために、身体的に可能な限り自己管理を行うよう励ます
- 患者の個別性に応じた自助具を提供し、その使用方法を指導する
- セルフケア活動中に見られる身体的または精神的な変化に対して、適宜サポートを調整する
- 安静時でも可能な範囲での軽度の活動を奨励し、筋力維持を促す
- 患者と家族に対し、セルフケア活動の重要性と方法について教育する
教育計画(EP)
- 患者自身がセルフケア活動に積極的に参加する重要性について指導する
- セルフケア能力に応じた目標設定の方法を患者に教える
- 家族や他の重要な支援者を介護計画に積極的に関わらせ、セルフケア活動への支援を促す
- 患者に自立したセルフケアのための戦略を提供し、依存性を減少させる方法を指導する
- 社会資源の活用方法について情報を提供し、適切なサポートシステムの構築を助ける