知識の生産だけが研究ではありません!~看護研究の新しい視点~
こんにちは、看護学生や看護師の皆さん。
今日は「知識の生産だけが研究ではありません」というテーマでお話しします。
看護研究と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、実はもっと身近なものなんです。
今回は、研究のゴールやその有用性について、わかりやすく説明しますね。
研究のゴールとは?
まず、研究のゴールについてお話しします。
研究のゴールは、単に新しい知識を生み出すことだけではありません。
それは、広く知識を共有し、実際の看護の現場で役立てることが目的です。
皆さんが学んだ知識を、他の看護師さんたちと共有することで、より良い看護が提供できるようになります。
例えば、新しいケア方法を発見した場合、それを論文にまとめて発表することで、他の看護師もその方法を学び、患者さんにより良いケアが提供できるようになります。
知識の積み木を積み上げる
次に、知識の積み木を積み上げるという考え方について説明します。
「研究」と聞くと、つい最先端の新しい発見を目指さなければならないと思いがちです。
しかし、実際には、既存の知識を基に新しい知識を積み上げていくことが重要です。
これは「巨人の肩に立つ」という言葉でよく表現されます。
つまり、先人たちの研究を基にして、新しい知識を積み上げることで、さらなる発展が可能になるのです。
1人ひとりの研究で豊かな知識が深まる
インターネットの時代において、誰もが研究に参加できるようになりました。
Google Scholarなどのツールを使えば、他の研究者の成果を簡単に調べることができます。
これにより、1人ひとりの研究が積み重なり、豊かな知識の基盤が築かれていきます。
例えば、ある看護師が発表した論文が、別の看護師の研究の参考になることがあります。
こうして、看護の知識が広がり、より良いケアが提供できるようになるのです。
研究を広める
最後に、研究の重要なポイントの一つとして、知識を広めることの大切さをお話しします。
研究を発表するだけでなく、他の看護師と共有することが重要です。
例えば、勉強会やセミナーで発表することで、多くの看護師に新しい知識を伝えることができます。
また、インターネットを使えば、さらに広く情報を発信することができます。
このようにして、研究の成果を多くの人に役立ててもらうことが大切です。
まとめ
看護研究は、知識を生み出すだけでなく、それを共有し実践に役立てることが大切です。
皆さんも、日々の看護の中で得た知識や経験を、他の看護師と共有し、より良いケアを提供するために活用してください。
次回もお楽しみに!