はじめに
看護実習中、患者さんの呼吸状態を把握することは非常に重要です。今回は、ヘンダーソンの14項目の中から「正常に呼吸する」に関する質問例をまとめました。この質問集を活用して、効率的に情報を収集し、患者さんの呼吸機能をサポートしましょう。
正常に呼吸するにおける質問例
呼吸数と肺雑音
- 最近、呼吸のリズムや速さに変化を感じることはありますか?
- 呼吸時に音がすることがありますか?その音はどのような感じですか?
呼吸機能と経皮的酸素飽和度
- 息切れや呼吸が苦しいと感じることがありますか?その頻度はどのくらいですか?
- 最近の経皮的酸素飽和度(SpO2)の測定結果を教えてください。
胸部レントゲン
- 最近、胸部レントゲン検査を受けましたか?その結果について教えてください。
呼吸苦と息切れ
- 日常生活で呼吸が苦しくなることはありますか?どのような状況で起こりますか?
- 息切れを感じることがありますか?その頻度や状況について教えてください。
咳と痰
- 最近、咳が出ることがありますか?その頻度や状況について教えてください。
- 痰が出ることがありますか?痰の色や量について教えてください。
喫煙歴とアレルギー
- 喫煙の経験がありますか?もしある場合、どのくらいの期間喫煙していましたか?
- アレルギーがある場合、その詳細を教えてください。
自宅周辺の大気環境
- 自宅周辺の大気環境について教えてください。特に空気の質や汚染について気になる点はありますか?
まとめ
この質問集を活用して、患者さんの呼吸状態に関する情報を的確に収集し、看護実習をスムーズに進めましょう。質問を通じて得られた情報は、患者さんの呼吸機能をサポートするための貴重なデータとなります。実習を通して、患者さんとの信頼関係を築き、より良い看護を提供できるよう心がけましょう。