看護実習は、看護学生にとって非常に重要な学びの場です。しかし、実習で落ちる人もいます。ここでは、看護実習に落ちる人の特徴について説明します。
提出物を出さない
実習のものを期限内に提出しないと、当然点数は下がりますし、落ちることもあります。期日までに提出できなければ、例外なく全員一律に評価が下がります。
コミュニケーションに難がある
患者とのコミュニケーションがうまくとれないことは、大きな問題です。「上手く話す」ことが求められているのではなく、患者の状態に合わせた適切なコミュニケーションを行うことが重要です。ただペラペラ喋ればいいのではありません。相手の話を聴き、共感し、適切な反応を示すことが求められます。
実習態度が悪い
実習期間中の態度も評価の対象です。遅刻や欠席、態度が悪いと見なされる行動は評価を下げる要因となります。決められた日数に出席しなければ、実習に落ちることもあります。
実習指導者に嫌われる
実習指導者や教員からの評価が低いことも、実習に落ちる要因です。指導者は、実習生の態度や実習目的の達成度、記録物を総合的に評価します。指導を受け入れず、反抗的な態度を取ることは、評価を下げる結果につながります。
指導を受け入れない
指導を素直に受け入れないことは、大きな問題です。指導者のフィードバックを適切に受け入れ、改善する姿勢が求められます。自己改善の意欲が見られない場合、評価は下がります。
記録物の質が低い
記録物の質も評価の重要なポイントです。実習目的に沿った患者のアセスメントや関連図、計画実施と評価が適切に行われているかが問われます。記録物は唯一、誰が見ても平等に分かるものです。きちんと書くことで、自分の努力を指導者や先生に伝える方法となります。ただ量を書くのではなく、内容の濃さが求められます。
看護実習は、看護師としての基礎を学ぶ重要なステップです。上記のポイントに注意し、実習に取り組むことで、評価を上げることができます。しっかりと準備をし、実習に臨みましょう。