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ナースのための!インフォームドコンセント完全理解ガイド

この記事は約6分で読めます。
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はじめに

みなさん、こんにちは!今日は看護の現場で本当に大切な「インフォームドコンセント」について、できるだけわかりやすく説明していきたいと思います。「インフォームドコンセント」という言葉を聞くと難しく感じるかもしれませんが、要するに「きちんと説明して同意をもらうこと」なんです。一緒に理解していきましょう。

インフォームドコンセントって何?

まず基本から説明します。インフォームドコンセントとは、患者さんや研究に参加してくれる方に、しっかり説明をして、納得してもらった上で同意をもらうことです。

例えば、手術を受ける患者さんの場合を考えてみましょう。医師は手術の内容、メリット、リスク、他の治療法の選択肢などを説明します。そして患者さんは、その説明を聞いて理解し、「この手術を受けましょう」と自分で決めることができます。

これが「インフォームドコンセント」なんです。大切なのは、説明する側が一方的に決めるのではなく、説明を受ける側が理解して、自分で決められることです。

なぜインフォームドコンセントが必要なの?

昔の医療では、医師や看護師が「これが患者さんにとって一番良い」と判断して、治療方法を決めることが多かったそうです。でも、それは患者さんの気持ちや考えを無視することになってしまいます。

私が新人看護師だった頃のことです。認知症の患者さんの入浴介助を担当していました。最初は「お風呂に入れば気持ちいいはず」と思って、強引に誘導しようとしたことがありました。でも、それは間違いでした。患者さんの気持ちを無視して、ケアを押し付けてしまっていたんです。

そこで学んだのが、インフォームドコンセントの大切さです。入浴の必要性を分かりやすく説明し、患者さんの気持ちも聞きながら、一緒に時間を決めていく。そうすることで、患者さんも安心してケアを受けられるようになったんです。

インフォームドコンセントに必要な内容

では、具体的にどんな内容を説明すれば良いのでしょうか?実際の例を使って説明していきます。

1. 研究や治療の目的
まず、なぜその研究や治療が必要なのかを説明します。例えば、糖尿病患者さんの食事指導に関する研究なら、「より良い食事指導の方法を見つけることで、多くの患者さんの血糖コントロールを改善できる可能性があります」といった具合です。

2. 具体的な方法
次に、実際にどんなことをするのかを説明します。例えば「週1回、30分程度のインタビューをさせていただきます」「食事の記録をつけていただきます」など、できるだけ具体的に説明します。

3. 予想される利益とリスク
良いことばかりでなく、起こりうる問題点もしっかり説明します。例えば「インタビューで疲れる可能性があります」「つらい経験を思い出すかもしれません」といったことも、正直に伝えます。

4. 個人情報の保護
プライバシーをしっかり守ることも約束します。「お名前は記号に置き換えます」「研究以外の目的では使用しません」「データは鍵のかかる場所で保管します」といった具合です。

説明するときの注意点

説明をする時は、相手に合わせた分かりやすい言葉を使うことが大切です。医療用語をたくさん使っても、かえって理解を難しくしてしまいます。

私の経験では、お年寄りに説明する時は、ゆっくりと大きな声で話し、必要に応じて文字を大きくした資料を用意します。また、外国の方には、必要に応じて通訳さんに来てもらうこともあります。

同意を得る時の大切なポイント

同意は必ず自由意思でなければいけません。「参加してくれないと困ります」などと、プレッシャーをかけてはいけません。また、「参加しないと普段の看護ケアが変わってしまう」と思わせてもいけません。

例えば、こんな言い方をします:
「この研究への参加は完全に自由です。参加を断っても、普段の看護ケアには全く影響しません」
「途中で気が変わったら、いつでも辞めることができます」

具体的な説明の例

実際の説明の例を見てみましょう。私が行った「手術後の痛みケア」の研究での説明を紹介します。

最初の挨拶と自己紹介
「こんにちは。私は○○病棟の看護師の山田です。今、手術後の痛みケアについて研究を行っています。今日は、その研究についてご説明させていただきたいのですが、お時間よろしいでしょうか?」

研究の目的を説明
「手術後の痛みをより良くコントロールする方法を見つけたいと考えています。この研究で分かったことを、これから手術を受ける患者さんのケアに活かしていきたいと思っています」

具体的な協力内容の説明
「具体的には、手術後1週間、毎日10分程度お話を伺いたいと思います。痛みの程度や、どんな時に痛みが強くなるか、薬は効いているかなどについて、お聞きします」

よくある質問への対応

研究の説明をすると、よく質問をいただきます。代表的な質問とその答え方を紹介します。

Q:「研究に参加すると、普段より多く時間がかかりますか?」
A:正直に必要な時間を伝えます。「1回のインタビューは10分程度です。ご都合の良い時間に合わせます」

Q:「参加しないと、ケアが変わってしまいますか?」
A:きっぱりと否定します。「絶対にそんなことはありません。参加するしないに関わらず、最善のケアを提供させていただきます」

記録の取り方

インフォームドコンセントを得た後は、いつ、誰に、どんな説明をして、どんな反応があったかを記録します。

例えば:
「2024年2月10日、患者Aさんに研究の説明を行う。説明用紙を用いて約15分かけて説明。質問は特になし。研究参加への同意を得る。同意書に署名をいただく」

同意を撤回された場合の対応

研究参加の同意をいただいた後でも、途中で「やっぱりやめたい」と言われることがあります。その時は、快く受け入れ、気にしないでくださいとお伝えすることが大切です。

特別な配慮が必要なケース

インフォームドコンセントを得る際、特別な配慮が必要な場合があります。具体的な例を見ていきましょう。

認知症の患者さんの場合
認知症の患者さんからインフォームドコンセントを得る時は、ご家族にも説明して同意をいただく必要があります。ただし、患者さん本人の気持ちも大切にします。例えば、その日の体調や気分に合わせて、研究への参加を見合わせることもあります。

小児の患者さんの場合
子どもさんの場合は、年齢に応じた説明が必要です。また、保護者の方にもしっかりと説明して同意をいただきます。例えば、小学生なら絵や図を使って分かりやすく説明したり、中学生なら少し専門的な言葉も交えながら説明したりします。

研究結果の伝え方

研究に協力してくださった方には、研究結果をお伝えする機会を設けることも大切です。もちろん、結果を知りたくない方の気持ちも尊重します。

例えば、こんな言い方をします:
「研究の結果がまとまりましたら、ご報告させていただきたいのですが、いかがでしょうか?」

まとめ

インフォームドコンセントは、決して難しいものではありません。患者さんの立場に立って、分かりやすく説明し、気持ちに寄り添うこと。これが最も大切なポイントです。

例えば、説明の途中でも「ここまでで分からないことはありませんか?」と確認したり、説明用紙に大きな文字でメモを書き添えたり、患者さんが理解しやすいような工夫をしていきましょう。

患者さんの権利を守り、より良い医療を提供するために、インフォームドコンセントは欠かせません。これからの看護実践に、ぜひ活かしていってくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。このブログ記事が、みなさんの看護実践の参考になれば幸いです。分からないことがあれば、先輩看護師に質問してみましょう。看護は、日々学び続ける仕事なのです。