陣痛がきたかどうかは、妊婦本人の自覚によるものが一般的。
陣痛のモニターは陣痛計を用いて行う。
陣痛計には外側法と内側法があるが、ふつうは外側法が使われる。
外側法
散布の腹壁に圧トランスデューサーを装着し、収縮曲線を記録する。
確実に測定できるものではないが、取り扱いが簡単でよく使われている。
胎児心拍数モニターと一緒に使われることが多い。
内側法
子宮内に器具を挿入し、直接子宮内腔の圧を測定する。
陣痛内圧の測定が可能だが、外側法にくらべてやり方が面倒で、費用も高額なことから産婦に負担が多い。
オープンエンドカテーテル法
羊水圧をカテーテル内の生理食塩数を媒介してトランスデューサの受圧面に伝達する方法。
カテーテル挿入まえには、胎児の胎位、胎盤の位置を正しく把握しておくことが必要。
胎盤のない方向から児頭を超えて、児の胸部前の羊水腔に先端がくるようにする。
未破水の場合は、卵膜外に挿入すればOK。