目的
食道、胃、十二指腸の直視下観察、撮影、生検による診断及び疾患の程度の把握
必要物品
カルテ、X-P、IDカード、指示があればブスコパン、ホリゾンなどの薬品を持参
前処置
検査前日の夕食後より、絶食、当日は起床時より絶飲食、禁煙とする。 初めての患者には不安を軽減できるよう十分な説明をする
方法
- 患者には排尿をさせ指定の時間までに光学医療診療部へ車椅子で扶送する。眼鏡コンタクト、義歯、腹巻をしている場合ははずしてもらう
- 前投薬の指示がある場合は時間と薬品をチェックし施行する。担送時、光学医療診療部の看護婦に前投薬の時間と内容を申し送る。
- 検査終了の電話を受けたら患者を迎えに行く。患者の一般状態の観察を行い、絶飲食の時間を患者に伝える(1~2時間)検温ナースに申し送る。
- 検査結果をレポートまたは施行医から聞き病状の把握に努める。
注意事項
- 患者は空腹感と注射後のためふらつきがあるかもしれないので、転倒など危険防止に努める。ホリゾン使用後は、呼吸状態にも注意する。
- 咽頭粘膜表面局所麻酔をしているため、検査後の食事摂取時、誤嚥に注意する
- 前立腺肥大、緑内障、心疾患の既往歴のある患者はブスコパン禁忌である
- 風邪による咽頭痛がある時は、嘔吐反射が強いので、延期する方が望ましいため医師に伝える。
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