長期目標
2~3日ごとに適度な硬さの排便を実現する。
短期目標
緩下薬の使用回数と量を減らす。
観察計画(OP)
- 排便時の痛みの有無を確認する。
- 排便の状況(回数、量、性状)を観察する。
- 腹部の症状(膨満感、緊張、腸蠕動、残便感など)を確認する。
- 緩下薬や浣腸、坐薬の使用状況を記録する。
- 患者の活動状況を観察する。
援助計画(TP)
- 緩下薬、浣腸、坐薬なしでの排便を目指すことを強調する。
- 水分摂取を促す。
- 高繊維食品の摂取を増やす(例:皮付き果物、野菜など)。
- 朝に冷水を飲むことを奨励する。
- 適度な運動を促す。
教育計画(EP)
- 排便が毎日でなくても2~3日ごとで良いことを説明し、理解を促す。
- 常習的な緩下薬使用のデメリットを指導する。
- 食事指導を行う。
- 規則正しい排便習慣を指導する。
- 適度な運動の重要性を教える。