内診
- 妊娠初期でまだ子宮が外診出来ない時期の妊娠診察や分娩時の分娩進行を観察する場合には内診を用いる
- 妊娠中の出血、子宮の異常収縮や疼痛、帯下の増量や破水感があるなどの場合は内診が必要である
内診時の看護
- 内診の必要性、方法、順序をわかりやすく説明する
- 排尿を済ませてもらう
- 下着をとり、内診台上で砕石位をとる
- 口呼吸を促し、腹壁をリラックスさせる
- 診察中の医師の介助をする
- 終了後は局所を清潔にし、内診台を調整し、患者を安全に降ろす
- 必要時、着衣の介助をする
注意事項
- 環境の整備をする
- 診察の前に診察や検査の説明を行う
- 排尿させて膀胱を空にしておく
- 内診時は感染予防のため、手指、機器の消毒を完全にする
- 必ず妊婦に付き添い、内診台の昇降にも注意する
- プライバシーに配慮する
- 妊婦とよい人間関係をつくる。