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薬物療法

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精神障害の治療の中心的役割を果たしているのが向精神薬による薬物療法である。 精神科における薬物療法は1955年頃のフェリチアジン系の向精神薬の導入により精神科治療に革命をもたらした。それまでは睡眠薬、鎮静薬などが使われていた。 従来の鎮静薬と異なり、患者に恐怖を与えず、医師が患者を治療する手段としての投薬は患者と医療スタッフ間の信頼関係の構築に有利であり、患者も病院に入院して治療を受ける心構えができ、以前の病院の監禁という印象が薄れることになった。

抗精神病薬

定型抗精神病薬

昭和30年頃から、つい最近まで用いられてきたもの 主にドーパミンD2受容体遮断作用により主として幻覚、妄想、興奮などの陽性症状に対しての効果がみられる。統合失調症の陰性症状には効果が少ない。 副作用を発現しやすい 治療の主流は非定型抗精神病薬に移りつつある

  1. フェノチアジン系化合物:クロルプロマジン、パルフェナミン、レボメプロマジン
  2. ブチロフェノン系:ハロペリドール、ブロムペリドール
  3. ベンザミド系:スルトプリド塩酸塩
  4. その他:カルピプラミン、モサプラミン塩酸塩、スルピリド、チアプリド、カルバマゼピン

1~3は興奮状態を鎮め、幻覚妄想に有効、昏迷、無為などの陰性症状には効果は弱い

非定型抗精神病薬

定型抗精神病薬は主としてドパミンニューロン受容体だけでなく、他のアミン系ニューロンであるアドレナリン、セロトニン、ニューロンの受容体にも作用し、抗精神病薬効果を発揮する。 セロトニン受容体に作用するものが重要となってきた 統合失調症の陰性症状、感情鈍麻、意識減退などに効果がある ドーパミン受容体作用に起因すると思われる悪性症候群や遅発性ジスキネジアなどの副作用が少ない

抗精神病薬の副作用

錐体外路系異常のパーキンソン症候群

  • 筋強剛
  • 前屈姿勢
  • 手のふるえ
  • 仮面様願望
  • よだれ

その他の錐体外路系異常の遅発性ジスキネジア 長期服用により舌、口唇、顔面筋、その他体幹筋などに見られる律動的な不随意運動で難治
アカシジア

抗うつ薬

うつ病に有効。塩酸イミプラミンなどの三環系、四環系、MAD阻害薬、SSRI、SNRIがある

抗不安薬

神経症に有効。ジアゼパムなど

抗痙攣薬

てんかんに有効。ジアゼパム、カルバマゼピン、フェノバルビタールなど

睡眠薬

不眠の解消。トリアゾラム、ニトラゼパムなど

与薬時の看護ポイント

  • 薬物療法の治療効果は高いが、患者が服薬あるいは注射を受け入れなければ目的を達し得ない
  • 基本的な看護技術にのっとり、正しい与薬の方法で、確実な与薬を行うようにしなければならない
  • 精神障害者の多くは病識がないため、薬を拒絶したり、妄想や患者にとっては不快な副作用があることによる拒絶もあるので、十分注意する
  • 拒薬する患者は飲んだフリをして後で吐き出すこともあるので十分な説明指導が重要であるが、日ごろの信頼関係が大切である

注意事項

病状の変化に注意し、観察する

  • 個人差、とくに認知症のある患者は薬の影響を受けやすいので注意する。
  • 制吐作用、鎮痛作用が強いため、身体的疾患の発見が遅れたり、軽症と見誤ったりする恐れがあるので注意する

副作用についての理解、早期発見に努める

  • 患者の日常生活動作、行動、表情、一般動作はもとより、患者の訴えに十分に耳を傾け、副作用の発見に努め、医師の指示を受け、軽減するように処置する。
  • 放置したりすると医療・看護に対する不信にもつながりかねない

服薬の確認

  • 薬物療法では服薬の確認は重要であるが、完全に与薬する行為のみにとらわれ、服薬の確認のために患者に不快感を持たせたり、いたづらに疑って患者に不信感を与えないようにする。
  • 自然な声掛け、反応によって確認する心遣いをし、十分な信頼関係、説明のもとに行う
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