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COPD

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病態

慢性閉塞性肺疾患(以下COPD)は、肺の炎症反応に基づいて肺胞破壊、気道病変が緩やかに進行し、喀痰の過剰分泌や気道閉塞によって労作時呼吸困難を呈する不可逆性の疾患である。主に肺気腫、慢性気管支炎が含まれる。気道閉塞を生じる疾患だが、可逆性変化を呈する気管支喘息などとの鑑別診断が必要になる。 発症リスクになる外因性因子には、喫煙、受動喫煙、大気汚染、呼吸器感染などがあり、内因性因子としてCOPD発症感受性遺伝子(α1-アンチトリプシン1)欠損症)などが考えられている。また、喘息発作の併発、呼吸器感染により、急性増悪をきたすことがある。 NICE study2)によれば、我が国の年齢別有病率は、70歳以上は17.4%、60-69歳で12.2%と年齢が上がるとともに高く、性別では男性に多い。ただし、喫煙本数が同じ場合、女性のほうが重症化しやすいといわれている。

症状

COPDは、肺胞破壊に伴う含気空間が拡張した状態で、気道が慢性的に閉塞するために生じる気流制限、換気の制限、呼吸筋不全(疲労)を病態とする。これにより、心循環系の機能障害、運動耐用能低下、息切れ、低酸素血症、うつや不安などの心身の機能障害が出現する。外見上の特徴として、ビール樽状胸郭、やせ型・肥満型体格、ばち状指などがある。

検査・診断

COPD診断と治療のためのガイドラインによる診断基準によれば、慢性の咳嗽、慢性の喀痰、労作性呼吸困難、長期間の喫煙あるいは職業性粉塵曝露のいずれかがある場合に、スパイロメトリーを行って診断するとしている。スパイロメトリーで1秒率(FEV1.0%)が70%未満であり、ほかの気流制限をきたし得る疾患を除外できた場合、COPDと診断される。また確定診断の際は、胸部レントゲン撮影や肺高分解能CT検査によって他疾患との鑑別を行う。胸部レントゲンでは、肺の過拡張による横隔膜平低化、滴状心が特徴的である。 肺気腫の重症度評価の方法は、肺高分解能CT検査でLAA(law attenuation area:低吸収領域)を確認し、LAAの量から重症度を評価する。さらに、労作時に著しい低酸素血症をきたすこともあるため、パルオキシメータを装着して運動負荷試験(6分間歩行試験など)を行い、その評価を行う。息切れ・呼吸困難の評価としては、修正ボルグBorgスケール、フレッチャー・ヒュー・ジョーンズFletcher-Hugh-Jones(F-H-J)分類、MRC息切れスケールを使用するが、MRC息切れスケールが世界的によく使われている。COPDの病期分類は、諸検査に基づき、気流制限の程度を表す1秒量、1秒率の程度により、0期(リスク期)からⅣ期(最重症)の5期に区分されている。

治療

治療には、禁煙、気管支拡張薬、ステロイド薬、抗コリン薬吸入などの薬物療法、肺理学療法、在宅酸素療法(HOT: home oxygen therapy)、在宅人工呼吸療法、外科的治療(肺容量縮小術)などがあり、ガイドラインに基づいて行われる。0期では禁煙教育、インフルエンザワクチン接種、Ⅰ期からは症状を軽減するために気管支拡張薬の使用、Ⅱ期では呼吸リハビリテーションの適応になる。Ⅲ期における慢性呼吸不全の例では、長期酸素療法が適応になる。病期に応じて薬物療法と酸素療法などを併用する。薬物療法では抗コリン薬・β2刺激薬などの気管支拡張薬を段階的に投与する。

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