母子手帳
- 1965年(昭和40年)、母子保健法が制定され、母性、乳児、幼児の健康の保持、増進をはかることを目的として保健指導、健康調査、医療などについて規定された法律である。
- 具体的な内容として、保健粗指導、各種健康調査、母指健康手帳の交付、母子健康センターの設置、未熟児療育医療、受胎調節指導などが規定されている
- 母子保健法第16条により、市町村が妊娠の届出をした女性に対して交付する
- 妊産婦または乳幼児が健康診査や保健指導を受けたとき、母子健康手帳に必要事項が記載される
内容
- 妊娠経過、出産状態、児の発育、健康状態、予防接種などの項目があり、これにより母児に対して一貫した健康管理を行う
- 妊娠、出産および育児に関する一貫した健康記録であるとともに妊娠および乳幼児に関する行政情報、保健、育児情報を提供する
母親学級
- 妊婦やその夫を20名程度のグループとして1週1回、4~5週にわたり妊娠、分娩、産褥、育児、家族計画などについて指導している
- 妊婦に共通する問題について効率よく指導し、また妊婦同士が話し合うことによる効果を期待するところに特徴があり、個人的問題の指導には適さない
- 特に初産婦には強く参加をすすめる