アレルギー性鼻炎

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病態生理

アレルギー性鼻炎は鼻粘膜がダニや花粉、ハウスダストなどに過剰に反応した結果、鼻水が多く出るという疾患である。

アレルギー反応を進める物質にIL-3・4・5やヒスタミンなどがある。

空気中に存在するホコリなどに反応して上記の物質が放出された結果、透明な鼻水が大量に出る。

また、好酸球性副鼻腔炎になると黄色いボンド状の鼻水が大量に出て、難治性である。

だが、基本的に黄色や緑色の鼻水は感染が原因であり、時間がたてば風邪と同じように回復する。

アレルギー性鼻炎は基本的に先進国に多く、発展途上国に少ない。

これは細菌などと人間が日常に触れていないことが原因である。

日常的に不潔な環境で生活していたら、空気中の物質に過敏に反応はしない。

治療としては基本的に服薬治療や吸入である。

内服としては抗ヒスタミン薬やステロイド、抗生物質が投与される。

ステロイドは長期投与によって骨粗しょう症や多毛など多くの副作用が懸念される。

根治的な治療としては舌下免疫療法などの減感作療法が行われているが、最新の治療法であり、また結果が出るまでに3年以上かかるなど、現状しっかりと治療結果が出せているわけではない。

好酸球性副鼻腔炎は現在難病指定されており、基本的には一生治らないとされている。

注射によってIL-5やIL-6に作用し好酸球量を減少させて治す治療法もあるが、年間数十万近い医療費がかかり、難病での助成金を受けていたとしても、ある程度以上の収入がなければ治療をしようとする意思になれないであろう。

アレルギー性鼻炎患者の看護

基本的には完治しない病気であることを理解してもらう。

また、基本的には患者がそれを自分自身で受け入れてもらうしかない。

ハウスダストや野外の空気中の黄砂、マイクロプラスチックや中国から来る大気汚染などは日本人にとって不可避であり、そういたものが原因である以上、一生続いていく疾患であり、疾患との共存しか道はない。

なので、そういった患者の気持ちに寄り添うことぐらいしかできないだろう。

風邪とは違い治らない病気であることはとても苦しい。

だが、それでも彼らは生きていかなければならないのだ。

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