衣類をかえたり環境をととのえたりして体温が生理的状態にあるようにする
S情報
- 環境による身体的、精神的苦痛の訴え(寒さ、暑さ、風の通気、 湿気など)
- 寒さ、暑さ、風の通気、湿気などに対する訴え
O情報
- 測定した体温
- 部屋の温湿度
- すきま風の有無
- 活動制限(安静度)
- 食事摂取量
- 年齢
- 室温、湿度、臭気
- 意識障害、 熱傷、感染など体温調節機能障害の程度
分析の視点
体温調節機能を阻害する原因を判断する
体温調節が正常範囲か
体温調節は自力でできているか
体温変動に対して苦痛はないか
身体的な影響か
- 新生児、乳児期では、新陳代謝が活発で、体温は高めである。 温度調節のコントロールがうまくできず、外気温の影響を受けやすい影響
環境的な影響か、その刺激因子はなにか
- 患者の置かれている環境の温湿度条件、外気、日光などによる影響
体温調節機能を阻害する病因を判断する
疾病治療に伴う影響か
- 熱傷、 ショック、感染、急性発熱等による体温調節機能を阻害する影響
- 手術、化学療法、薬物療法の副作用やターミナルステージによる悪液質の影響による体温調節障害
統合の視点
ニードの未充足を来している原因および結果を体力・意思力・知識の不足の視点から,各基本的看護の構成要素間の関連性をみながら探求する