長期目標:
標準体重を達成し、適切な1日必要量の食物を摂取する。
短期目標:
栄養に関する正しい知識を得て、自分に合った自己管理を行う。
観察計画(OP):
- 身長、体重、胸囲、腹囲、皮下脂肪厚の計測。
- 血液検査データ(TP,Alb,Hb,Fe,電解質,ChE,CRP,TC)の確認。
- 食事摂取量と内容、食欲の有無の確認。
- 消化器症状(悪心・嘔吐、下痢、便秘)や味覚障害の有無の確認。
- 活動の範囲と内容の観察。
援助計画(TP):
- 食事療法の管理と1日の食事量の調整。
- 食品の選択、調理法、食事の形態の工夫。
- 1回の食事量、食事回数、時刻の調整。
- 誤嚥、逆流時の対応(吸引など)。
- 褥瘡予防のための体位変換。
教育計画(EP):
- 患者に必要な栄養量の認識を指導する。
- 食事摂取量を正確に報告するよう指導する。
- 疾患に基づく食事療法についての指導。
- 経管栄養法の仕組みや取り扱いについての指導。
- 家族や同居人に対する精神的サポートの重要性を指導する。