長期目標:
母乳栄養に関する適切な知識を習得し、自己管理を行うことで母乳育児を成功させる。
短期目標:
短期的には乳房の適切なケア方法を学び、母乳の供給を安定させる。
観察計画(OP)
乳房の皮膚状態(外傷や浮腫の有無)を観察する。
母乳の供給量と授乳回数を記録する。
乳房の緊満感や乳頭の伸展性を確認する。
母乳栄養への意欲や知識、価値観を評価する。
母乳栄養歴や乳腺の発達状態を把握する。
援助計画(TP)
乳房マッサージや適切な授乳姿勢の指導を行う。
温罨法や冷罨法を適宜行い、乳房の快適さを保つ。
乳管開通法を実施し、母乳の流れを改善する。
搾乳介助や乳垢除去を行う。
授乳介助や保護乳頭の使用に関するアドバイスを提供する。
教育計画(EP)
母乳栄養の利点と欠点について教育する。
退院後の乳房ケアに関する指導を行う。
自己管理に関する具体的な指導を提供する。
家族の母乳栄養への協力に関して指導する。
社会資源(搾乳ポンプなど)の活用方法について教える。