長期目標:
正常体温を維持する
短期目標:
患者が低体温を起こす要因を理解し、適切に対処できるようになる
観察計画(OP):
- 患者の体温、脈拍、呼吸、血圧の定期的な測定
- SpO2の変動を監視する
- 患者の随伴症状(悪寒、チアノーゼ、冷感、倦怠感、活気、徐脈、不整脈)の観察
- 心電図の所見を確認する
- 検査データ(RBC、WBC、CRP、ABG、血液検査データ)のチェック
援助計画(TP):
- 温罨法の実施(温枕、ホットパック、電気毛布の使用)
- 環境調整(室温、湿度の調節、適切な衣類と寝具の提供)
- 栄養補給と適切な水分摂取の確保
- 清拭の介助と皮膚ケア
- 輸液や薬物管理の適切な実施
教育計画(EP):
- 患者と家族に体温調節の重要性と方法について教育する
- 自己管理能力向上のため、体温測定の方法を指導する
- 衣類や寝具の適切な調節方法について指導する
- 環境調整の重要性について教育し、自己調節の方法を伝える
- 低体温のリスクファクターと予防策に関する情報を提供し、理解を深める