長期目標
患者が1年以内に足の重大な合併症を発生させない
短期目標
1ヶ月以内に患者がフットケアの重要性を理解し、自己管理を行うことができるようになる
OーP(観察)
- 足部の外傷や皮膚の状態(発赤、腫れ、傷、爪の異常)の観察
- 足の異常感(しびれ、痛み、冷感)の有無の確認
- 足部の血流状態(色調、温度変化)の観察
- 手足の感覚機能(振動覚、温度覚、痛覚)の評価
- 日々の血糖コントロールの状態のモニタリング
TーP(実施)
- 定期的な足の検査とフットケアの実施、特に入院時や外来受診時に
- 適切な靴の選択と靴内の異物確認の指導
- 足部の適切な清潔保持と乾燥、特に指の間のケア
- 胼胝(たこ)、ウオノメの予防及び適切な処置
- 暖房器具の安全な使用と熱傷予防の指導
EーP(教育)
- 血糖コントロールの重要性とその方法についての教育
- 毎日の足の自己検査の重要性と実施方法の教育
- 適切な足の洗浄と乾燥方法、特に指の間のケアの重要性の説明
- 足に合った靴と靴下の選び方、適切な履き方の指導
- 暖房器具や熱湯を避けるなどの熱傷予防策の提供