長期目標
絶望感が軽減し、現在の状況を受け入れ、問題解決に向けた意欲が見られるようになる
短期目標
絶望感を言葉で表現し、問題と思っていることに対する解決策を模索し始める
観察計画(OP)
- 患者の表情、言動、行動を観察し、消極的または悲観的な態度の変化を捉える
- 睡眠状況、食欲の有無や食事量の変化を注視する
- 患者が直面している問題に対する認識や取り組み方を理解する
- 患者のソーシャルサポートネットワークの利用状況を確認する
- 患者の将来に対する希望や自己の役割についての価値観、満足度を観察する
援助計画(TP)
- 患者が感情を明確にし、表現できるように傾聴と環境の調整を行う
- 効果的なコーピング方法を学べるよう支援し、問題解決や意思決定を促す
- 気分転換の活動を提案し、その重要性を伝える
- 家族やキーパーソンのケアへの参加を促し、患者のサポートシステムを強化する
- 必要に応じて専門家への紹介や、地域や福祉サービスとの連携を促す
教育計画(EP)
- 患者と家族に対し、ストレス管理やリラックス方法を教育する
- 社会資源の活用方法を指導し、必要に応じて精神科医やカウンセリングサービスを紹介する
- 患者が引きこもらないよう、気持ちの持ち方や気分転換の方法について教育する
- 発達的なニーズに応じて、患者やキーパーソンに適切な対応方法を指導する
- ストーマ管理やその他の特定の健康状態に応じたケア方法について教育する