手術当日の看護

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全身状態の観察

  • バイタルサインに異常がないか、良眠が得られたかなど全身状態の観察を行い、異常が認められた時には医師に報告する。その際、患者や家族は看護師の一挙一動に動揺することがあるので、言動には注意し、精神面での細かい配慮が必要である。

早期処置の実施および確認

  • 手術中の便失禁や術後の腸管麻痺を予防する目的で、消化器系以外の手術でも早期浣腸を行い排泄を促す。
  • 浣腸を行うに当たっては腹痛や腹部不快を起こすことが多いが、まれにショックを起こすことがあるので、浣腸液の注入は適度な速さで患者に異常がないか様子を観察しながら行う。
  • 実施後は反応便の有無、量、性状などの観察を行い、記録する

必要物品および術前処置の確認

  • 必要物品が全てそろっているか、術前処置が確実に行われているか、検査データ、X線フィルム、カルテ、手術承諾書、IDカードなどがそろっているかなど、チェックリストを用いて確認する。

貴重品の保管

  • 貴重品は原則として家族に渡し、自宅に持って帰るようにしてもらう
  • 義歯やコンタクトレンズなども破損しないように保管するが、出来れば家族に渡して保管してもらう
  • やむを得ず貴重品を病棟で保管する場合には患者氏名・病室番号・日時を記入して病院の規定により保管する

前与薬の実施

  • 排尿を済ませたことを確認し、患者をストレッチャーへ移す
  • バイタルサインを測定し、異常のないことを確認したあと、手術室への申し送り書に必要事項を記入し、施行者のサインをする

手術室への移送

  • 移送する際は静かに過度の振動や刺激を与えないように配慮する。
  • 手術室では手術室看護師の紹介をし、そのあと手術室看護師に手術申し送り書にしたがって必要事項を簡潔明瞭に申し送り、必要な書類を手渡す

病室の準備

  • 手術患者用ベッドの作成
  • 環境の調整

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