新生児の頃は児が欲しがるたびに与えます。1日7回以上、3時間以上あけないように与えます。
母乳の出が悪い場合
母乳の出を良くするために簡単なマッサージをしたり、お湯で絞ったタオルを乳房にあて、温めてから授乳すると出がよくなります。授乳の後や間には水分をたくさん取るようにしましょう。
マッサージは乳腺を痛めないようにゆっくり優しく行いましょう。
乳が張って乳首が硬い場合
乳がうっ血したりうっ帯していると、乳頭が硬くなり児の口が滑ってしまいうまく吸えないことがあるので、少し搾乳したり乳頭が柔らかくなるようにマッサージしてから与えましょう。
乳が詰まりやすい場合
乳が詰まって出が悪いと、児が嫌がって母乳を飲んでくれなかったり、乳腺炎になってしまうこともあるの
で、飲ませる前に乳管開通のマッサージをしてから飲ませましょう。乳管開通のマッサージをして詰まりが取れなくても、脂肪の塊を柔らかくもみほぐしておく
と、児の強い吸啜力で詰まりが取れることもあるので、授乳の度に根気よく行ってみましょう。
児の口の形
児の口がアヒルの口先のようになり、乳輪部分まで加えさせるようにしましょう。くわえ方が浅いと母乳がうまく吸えません。
ゲップを出すときの抱き方
その1
児を縦に抱き母親の胸や肩で、児のお腹に少し圧がかかるように抱き、背中を上下にさすったり優しくトントンと叩いてあげます。吐き戻した時のために肩にハンカチやタオルを乗せておきましょう。
その2
膝の上に横向きに座らせて、腕で児のお腹に少し圧がかかるように抱きます。背中を上下にさすったり優しくトントンと叩いてあげます。吐き戻した時のために腕にハンカチやタオルを乗せておきましょう。