目標
- 薬剤の作用を理解し、服薬の継続が確実に行え、発作の予防ができる。また酸素療法により呼吸困難感が軽減する。
- 発作が生じた場合にも適切な行動をとることができ、精神的な安定が維持できる。
- 日常生活等の内容を理解し、自己管理ができる
観察
- 呼吸状態
- CO2ナルコーシスの有無
- 咳、喀痰の量と性状
- 自覚症状
- 循環動態
- 水分バランス
- 睡眠状況
- 訴え、表情
- 薬物の副作用の有無
看護
- 発作は季節の変わり目、気圧の変化、夜間、明け方に起こりやすい。また発作は呼気性呼吸困難のため患児の不安が増強するので、ナースは落ち着いた態度で安心させながら医師の指示による処置を迅速・的確に行う
- 呼吸を楽に保つため、衣服を緩めて起座位をとらせるようにする。出来るだけ咳をさせて喀痰の喀出をはかる
- 重症時には酸素吸入や蘇生を必要とする場合もあるので、救急薬品とアンビューバッグなどは常に準備しておく
- アレルゲンを追及し、除去するとともに、それに負けないような体力と精神力を養うように
- 過保護にならないよう指導する