肝硬変患者（匿名）を対象とした事例を使い、ゴードンの11パターンによる看護過程をPDFファイルにまとめました。
事例紹介（あらすじ）
患者：B氏 60歳 男性
診断名：肝硬変
職業：工場勤務
家族構成：妻はパートをしていて、長女は近所で1人暮らししている。
性格：楽天的なタイプ
既往歴：会社の健康診断で肝機能低下を指摘され、精密検査を受けたところ、C型肝炎、肝硬変と診断された。インターフェロン治療を受けたのち、肝庇護剤を使用した内服治療を続けていた。
入院前の生活習慣：
お酒が好きで、病気発症前は毎日ビール1.5Lを飲酒していた。
C型肝炎と診断されてからは禁酒している。
食事は妻の作ったものを摂取しているが、塩分を制限した食事のため物足りなさを感じ、時々しょうゆをかけて食べる。
塩辛いものを好み、仕事の休憩時間に干物を食べることが多い。
定期的な運動習慣はない。
入院時のデータ：
総蛋白(TP)：5.4g/dL
アルブミン(Alb)：2.6g/dL
総ビリルビン(T-bil)：2.8mg/dL
ALT：103IU/L
AST：210IU/L
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