低出生体重児とは
看護学生の皆さん、こんにちは!今日は「未熟児と低出生体重児」について話しますね。
まず、「未熟児」って何か知ってますか?これは、体の発育が完全でない状態で生まれた赤ちゃんのことを指すんです。昔は出生体重が2500g未満の赤ちゃんを未熟児と呼んでいたけど、今は「低出生体重児」という言葉が使われています。
こういう赤ちゃんは、生まれた直後から特別なケアが必要なんです。だから、多くの場合NICU(新生児集中治療室)やGCU(新生児ケアユニット)で治療を受けます。でも、これって赤ちゃんとお母さんが分離されちゃうこともあるんですよ。
お母さんたちは、自分が小さくて弱い赤ちゃんを産んでしまったこと、その赤ちゃんが大変な状態にあることから、自分を責めたり、喪失感や無力感を感じたりすることがあるんです。
看護師として、私たちが知っておくべきなのは、ただ赤ちゃんの身体のケアだけじゃなく、お母さんの心のケアも大事だってこと。お母さんも赤ちゃんも、心も体も健康になれるようにサポートするのが、私たちの大切な役割なんですよ。
ここで事例紹介
事例:Bちゃん 男児
出生時の情報:
在胎週数:37週3日
生年月日:6月15日
出生時刻:3時31分
分娩方法:帝王切開
臍帯巻絡:あり
羊水:清澄
酸素使用:あり
臍帯クリップ:装着せず
母子標識:装着しない
アプガースコア:
1分後:9点
5分後:11点
体重:2481g
身長:49cm
頭囲:34cm
胸囲:33.5cm
体温(直腸温):37.2℃
心拍数:149回/分(心雑音なし)
呼吸数:65回/分
胸壁と腹壁の動き:非同調
肋間の陥没:あり
剣状突起下の陥没:あり
四肢末梢のチアノーゼ:なし
鼻翼呼吸:なし
呻吟:あり
啼泣:弱い
四肢の動き:普通
外表奇形:あり
分娩外傷:あり
抗生剤の点眼:未実施
早期母子接触:45分行ったが、乳頭を吸啜しなかった
体重の変化:
出生1時間後:2,400g
生後1日目:2,430g
生後2日目:2,423g
生後3日目:2,421g
【出生時の児の状態】についての分析・解釈
以下は出生時の児の状態についての簡易的なアセスメントである。
Bちゃんは在胎週数で生まれた早産児で、低出生体重児である。
低出生体重児でも、出生時の状態が良好であれば、正常新生児と同様のケアを受けることが多い。
Bちゃんの身体測定値は、子宮内での発育状態が良好であることを示している。
アプガースコアは、新生児の出生時の状態と蘇生の適切性を示す指標である。
Bちゃんのスコアは正常範囲内であり、問題はない。
新生児の体温も正常範囲内である。
出生時に四肢末梢にチアノーゼが見られたが、これは一般的に見られるもので病的な意味はない。
口唇や顔面に著しいチアノーゼがないため、先天性心疾患や呼吸障害などの問題はない。
鼻翼呼吸や強い啼泣も新生児にとっては正常な反応である。
したがって、Bちゃんは低出生体重児であるが、週数相応の成長を遂げており、出生時の状態に問題はないと考えられる。
上記は具体的な数値などは省略した簡易的なアセスメントです。
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