オキシトシン、プロスタグランジンを使用して行う陣痛の促進方法のことである。
適応条件
子宮収縮剤の適応は以下の場合による
胎児側因子
- 児の救命のために新生児治療を必要とする場合
- 絨毛膜羊膜炎
- 過期妊娠またはその予防
- 糖尿病合併妊娠
- 胎児発育不全
- 巨大児が予想される場合
- 子宮内胎児脂肪
母体側の因子
- 微弱陣痛
- 前期破水
- 妊娠高血圧症候群
- 墜落分娩予防
- 妊娠継続が母体の危険を招く恐れがある場合
ケア方法 手順
- 胎児心拍陣痛モニターで胎児のreassuring fetal statusの確認をする。
- 静脈内留置針を挿入するため、輸液ポンプ、点滴ボトル、ルート、留置針、固定テープ、駆血帯、注射枕などの必要物品を用意する。
- 輸液ポンプを使用し、規定の投与量に従って薬液を増量していく。
- 胎児心拍陣痛モニターと腹部触診による陣痛、産婦の状態、内診所見とあわせて分娩進行を把握する
- 母体のバイタルサインチエックも1時間毎におこなう
- 胎児心拍陣痛モニターで、過強陣痛と胎児機能不全の出現の有無に注意
- 有効陣痛がみられたら、医師に伝達、投薬の指示をまつ