慢性気管支炎患者の看護
看護目標
- 感染予防に努め、気導粘膜の刺激を減らすことができる
- 生活指導により、疾患を理解し症状に応じた生活ができる
観察
- 呼吸状態(数、パターン、音)
- 咳、喀痰の量と性状発熱の有無、熱型
- 自覚症状
- 睡眠状況
- 訴え、表情
ケア
- 感染予防として歯磨き、含嗽、手洗い、全身の保温に努め、人ごみの中への外出は避ける
- 有毒ガスや粉塵のある職場は避ける
- マスクの使用や衣類の工夫により、暖、冷房による気温の変化で気道を刺激しないよう心がける
- 疲労を避け、十分な栄養、休息をとることで、体力を維持する
- 排痰困難による肺炎、無気肺を予防する
- 状態安定後は禁煙指導、排痰方法、上気道感染の予防など、増悪させないための生活指導を行う。指導は患者の生活レベルに沿って個別に行う