
子宮の大きさの変化
- 非妊娠時の子宮はほぼ鶏卵大であるが、妊娠7週末には鵞卵大、11週末には手挙大、15週末には小児頭大となる
- 妊娠14週頃より、外診で触知できるようになり、子宮底は妊娠第6月に臍高に達し、35週末には最も高くなり、剣状突起3~4cmに達するが、それ以降になるとやや下降する。
- 子宮の大きさは胎児の大きさに比例し、恥骨結合上縁より、子宮底までの距離の測定値で表す。これを子宮底長という。
腹囲測定方法
- 測定条件を一定にする
- 体位は仰臥位で膝を伸ばし、安楽な姿勢をとってもらう
- 臍部が見えるように上着を上方へめくる
- 巻き尺を背部に通し、臍上を通って体軸を直角にしめつけないように軽く合わせる
- 正常妊娠末期で平均85~90cmである