看護目標(術前)
- 疾患、手術に対する不安が軽減され手術に向けて精神的準備ができる
- 苦痛の軽減を図り、安全、安楽に入院生活を送ることができる
- 全身状態の評価により、術後合併症を予測し手術に対する身体的準備ができる
- 家族の精神的慰安に努める
観察(術前)
- 疾病、術前検査、手術に関する患者の情報量とその理解度
- 表情、言語、態度の表出状況と不安の程度の関係
- 食欲、食事摂取状況
- 身体症状の有無と程度
- 睡眠状況
- サポートシステムの状況
- 性格
- 対処行動と対処能力
ケア(術前)
- 患者が術後の状態を具体的にイメージできるように説明する。特に術後の安静期間、体位、排泄方法、安静拡大後の移動方法(車椅子、杖)などについて指導し、その重要性、必要性を認識できるように働きかける
- 医師の説明で理解不足の内容があれば追加説明し、納得して手術が受けられるようにする
- 不安な状態を表出してもいいことを伝え、不明なところは質問できるように促す