分娩第2期とは
陣痛発作の期間が長くなり、間欠は短くなり、腹圧も加わって、胎児の下降を促進する。
分娩が進むと、胎児の先端部が下降し、陣痛発作時に膣口に現れるようになる。
しかし、間欠時には後退してしまう。このような状態を排臨という。
さらに先端部が下降すると、間欠時にも現れたままになる。
この状態を発露といい、まもなく児頭が、次いで体幹が娩出される。
看護目標
母児が安全・安楽に分娩を進めることができる。
産婦が主体的に分娩を進めることができる。
分娩進行状況を観察し、異常の予防と早期発見をすることができる。
OP(観察ポイント)
母児ともに危険が起こりやすいので経過を十分に観察し、異常の早期発見に努める
児心音の聴取は10~15分ごとに行う
児心音聴取を行うため、分娩、監視装置を装着する
TP (産婦のケア)
いきみの指導
下肢を曲げて膝を立て、かかとに力を入れて、踏ん張り、両手は分娩台に装着されている持ち手をつかむ
顎を引いて胸につけ、背中を浮かさないように床につける
大きく深呼吸を1~2回して息を止めて硬い便を出すような感じでいきむ
15~20秒を2回繰り返すと効果的である
陣痛が終わったら深呼吸をして全身を弛緩させ、普通の呼吸に戻す
短息呼吸の指導
胸の上に両手を組み合わせ、短く、速迫した呼吸をする
産婦の励まし
産婦は精神的、肉体的に疲労が見られ、不快と心配によって取り乱すような精神的反応が見られるが、清拭や冷たい水を与える、励ましの言葉をかけるなどして勇気づける
産婦は胎児娩出と同時に満足感と安心感を得る
よく頑張ったと賞賛し、まだ分娩は済んでいないことを教える
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