看護目標
1.転倒しない
2.与薬量、内服時間を守ることができる
3.定期的に排便できる
4.ルート類を自己抜去しない
問題点
#1.転倒リスク状態
目標:転倒しない
#2.痴呆症状に関連した
ノンコンプライアンス
目標:与薬量、内服時間を守ることができる
#3.排便の変調:便秘
目標:定期的に排便できる
#4.身体損傷リスク状態
目標:ルート類を自己抜去しない
看護計画
O―1.活動状況の把握
1)生活リズムを知る
・排泄パターン
・睡眠状況
2)運動障害の把握
・固縮,振戦の有無、状態
・姿勢
・歩行状態
2.認識状態、理解能力
T-1.必要時介助をする
2.環境整備をする
3.センサーマット・離床センサー・車椅子型センサーを用意
する
4.トイレ誘導を患者に合わせて行う
E-1.必要時ナースコールを押すように指導する
2.スリッパを使用せず靴をはくように指導する
O-1.内服時間の確認
2.与薬量の確認
3.理解力、認知力の程度
4.痴呆症状
5.バイタルサイン
6.薬効の観察
T-1.内服したことの確認
2.理解力、認知力の程度により薬を看護師が管理する
E-1.内服の必要性の説明
O―1.排便の量、回数、性状、便秘、下痢傾向の観察
2.緩下剤、坐薬使用の有無
3.腹満、腸蠕動、排ガスの有無
4.活動量
5.食事摂取量、水分摂取量
T-1.腹部マッサージ
2.温罨法
3.1日最低水分量の摂取
4.活動量を増やす
5.排便がない時は摘便、坐薬、浣腸を併用する
E-1.水分摂取の必要性を説明する
O-1.意識状態
2.幻視・幻覚の有無(具体的な言動の内容)
3.上肢の動き
4.ルートトラブルの有無
T-1.ルート類はできるだけ手の届かない位置にする
2.頻回に観察する(ナース・ステーションに近く、観察できる部屋を考慮する)
3.必要時ミトン・抑制帯を使用する