義歯の取り扱い・保管

この記事は約2分で読めます。

目的

  1. 細菌の繁殖を防ぎ、感染を予防する
  2. 食物残渣や歯垢を除去し、う歯、歯周疾患を予防する
  3. 口臭を予防する
  4. 気分を爽快にし、食欲を増進させる

注意点 留意点

  1. 義歯は一人ひとりに合わせて作られたもので、高価であり、破損すれば修理や作り直した日数を要するので、非常に不便となる。したがって取り扱いは慎重にする
  2. 就寝時は義歯による粘膜への刺激を除去し、誤飲を予防するために義歯をはずしておく。また、義歯を装着したまま寝ると、義歯床下の粘膜面における細菌繁殖を助長するので、必ずはずしておく
  3. 意識障害のある患者、手術のために麻酔をかける患者、胃洗浄、内視鏡、その他の特殊な検査を行う場合もはずしておく
  4. しばらくはずしておく場合は乾燥による義歯の変形、変質を予防するため、水につけて保管する

手順 手技 方法

  1. ディスポーザブル手袋をはめ、患者がはずした義歯を受け取る。自分で取り外せない患者の場合は介助する
  2. 口腔の清掃をする。自分の歯がある患者の場合は歯ブラシで磨き、頬の粘膜は柔らかい毛の歯ブラシ、あるいはスポンジブラシなどで清拭する。歯がない患者の場合はスポンジブラシなどで口腔全体を清拭する。
  3. 患者に含嗽用の水を渡し、含嗽を促す
  4. 義歯をガーゼで持ち、流水の下で義歯用ブラシまたは歯ブラシで洗う。洗浄中に落として破損したり、排水溝に流してしまわないように水を張った洗面器を下に置くと良い
  5. 洗い終わったら十分にすすぐ
  6. 患者の口腔内に義歯を戻す
  7. 保管する場合はきれいになった義歯を水または義歯洗浄剤の入った不透明なコップに入れる。透明なコップの場合は外側を紙で覆う
  8. 安全な一定した場所に置く

観察項目 観察ポイント

義歯の破損の有無 義歯の劣化の有無 歯肉の傷、腫脹 舌苔の有無 口臭

コメントをどうぞ ※匿名可

タイトルとURLをコピーしました