看護目標
- 脳に充分な血流と酸素が供給でき、安楽な姿勢の保持と安静を保つことができる
- 症状の変化がなく、生命の安全・維持を図ることが出来る
- 廃用症候群が予防でき、リハビリテーションが早期に開始できる
- 身体的変化を受容し、目標に沿ったADL拡大を図ることができる
観察
- 意識レベルの推移
- 瞳孔の変化
- 運動障害の有無、部位と程度
- 言語障害の有無と程度
- バイタルサイン
- 水分出納バランス
ケア
急性期
- 意識レベルやバイタルサインなど症状の変化を経時的に観察する
- 安静の必要性を説明する
- 転落・転倒などの事故防止と安全確保に配慮する
- 障害の程度にあわせてADLを援助する。
- 早期よりリハビリテーションを開始して廃用症候群を予防する
- 急な障害の出現や入院による不安・混乱に対して状況を説明し、精神的・身体的苦痛の緩和に努める。
回復期
- 患者・家族が障害を受け止め、自身を持って退院後の生活が送れるようにADLの援助方法や再発予防のための規則正しい生活、食事、内服薬、血圧管理などについて説明する。
- 患者を支える家族の負担・不安は大きいため、家族に対する身体的、精神的な援助を行う。
脳梗塞(急性期)患者の看護計画まとめ
看護目標 1.再発・合併症を起こさず急性期を脱することができる 看護問題#1 頭蓋内圧亢進、脳浮腫(発症4~7日)により脳ヘルニアを起こし、生命の危険が高い 看護目標 頭蓋内圧亢進、脳浮腫による脳ヘルニア症状に注意し、異常の早期発見と処置に...
脳梗塞リハビリ期患者の看護計画
看護目標 1.リハビリテーションの必要性が理解できADLが拡大できる 2. 日常生活の自立を図り、今後の生活設計を立てられる 看護問題#1 身体可動性の障害によるADLのセルフケア不足 ① 麻痺による運動障害② 痴呆による認知力の低下③ 視...