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S状結腸癌患者を実習で受け持った際のアセスメントと立ち回り方

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患者事例紹介 成人急性期

○さんは76歳男性(元中学校教師)
S状結腸癌 低位前方切除術
術後1~5目

既往歴

糖尿病

食生活

特に果物が好きでオレンジは1日3個は食べておられた。
アルコールが好きで今でも週に4・5本のビールを飲まれている。

家族構成

○さんの妻は認知症で現在ショートスティされている。
退院後は妻、娘夫婦と同居予定

1日目の患者との関わり。

S情報

ちょっと奥に痰が詰まった。とって。

O情報

  • タバコは吸っていない
  • 術前から痰がよく出る訴えはない
  • 術直後・呼吸20回、浅い呼吸、SPO 97%
  • 術後30分後・呼吸19回浅い呼吸、SPO 98%
  • O2:4L酸素
  • 寝ておられるが呼びかけると覚醒する。しかしすぐに寝られる。
  • 意識状態(術直後・術後30分後)傾眠

A(アセスメント)

○さんには喫煙歴はないことから、痰の分泌増加の訴えはなく、術前のスパイロメトリーでは%肺活量、1秒率89.08%と呼吸機能は十分であり、麻酔、手術侵襲に耐えうると考える事ができる。

しかし、手術中、気管内に挿管チューブが挿入されていたために、その物理的刺激による痰の増加が予測できる。麻酔の影響により気道や肺胞を乾燥させたり線毛運動を低下させるため、痰が乾燥したり線毛運動が不十分となり喀出が困難となる。

全身麻酔が呼吸器系に及ぼす影響として呼吸中枢の抑制がある。Oさんも全身麻酔によって手術を受けていたので術後24時間以内は全身麻酔の残存により呼吸中枢抑制が起こり、呼吸抑制が生じる。術後1時間後の覚醒状態は傾眠状態であるため、肺活量(VC)が低下したり、痰の喀出が困難な状況となると考えられる。

Oさんは手術中、同一体位であり、換気や血流が肺に均一に分布されず、腹部臓器の重みで横隔膜運動が制限され肺活量が減少していることが考えられる。

今後は術後に使用する鎮痛剤の作用により胸筋、骨格の運動抑制が生じ、喀出が困難となる.さらに○さんの創部は下腹部であるが、術後痛の増強をおそれて意識的に咳嗽や深呼吸をおさえることが、より痰の喀出を困難にすると考えられる。
つまり、痰が増加している一方で、喀出が困難な状況にあるといえる。

このような状況が持続すると、痰が貯留し、貯留した痰による気管支の閉塞、引き続いて無気肺が生じる。さらに、感染を併発することで肺炎を引き起こす。
術後、創部の治癒には十分な酸素が必要である.しかし、以上のような呼吸器合併症が起これば、酸素供給が不十分となり、創部の治癒を中心に術後の全身の回復を遅らせる危険性がある。

喉痰の貯留を防ぎ、呼吸器合併症を予防し、さらに酸素を十分に供給できるよう援助する必要がある。

P(プラン、計画)

深呼吸
含嗽
吸入

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