看護のカタチ・・・
看護の形のあり方は、時代とともにその歴史的背景を反映しながら変化し現代に至りました。
このことについてアブデラさん(F.G. Abdella)は
「過去 30 年間に看護および組織された看護サービスの発展は、医学のたどった道に即応して三つの段階を経験した」
と言っています。
第1段階は原始的看護の時代から看護概念が発生するまでのことで、家族を中心としたコミュニティが助け合い、患者や日常生活を介助することで成立していたと考えています。
つまり、昔に看護という言葉は当然ですが存在せず、家族や周りの人たちが病気になった家族を助け合っていたわけです。
第2段階はナイチンゲールが 1895 年に「看護覚え書き」の中で「看護とは」を解説し 1893 年に看護を二つのタイプに区別しました。
その一つは「The art of nursing proper 看護本来の技術」、は「The art of health 健康に関する技術」です。
これらの論文では「看護とは」について詳述しており、その本旨に基づき看護を実践していくとき、 アメリカにおいてゴールドマークレポート(Goldmark Report、 1923 年)が発表され、その後25年を経て 1948年にブラウンレポートにより看護学がさらに発展します。
このブラウンレポートは
「社会のためにはどのような看護業務とどのような看護教育が最も有益か」
という問いに対し出された報告書で、従来の看護の概念を
「患者を回復させ、さらに健康保持させるのに役立つ包括的看護」
の方向へと拡張しました。
第3段階(現代)に至り、このブラウンレポートの概念は WHO(世界保健機関)にも受け継がれました。
日本ではアメリカより 20~30 年も遅れを取りながら、健康・環境・人間・看護などを世界共通の概念として看護学を確立しました。
しかし、こうしたことは日本の法律にも影響を与え、また看護の専門職業集団にも刺激となり、それぞれの看護の定義への思考に大きな発展的影響を与えました。
人々は毎日の生活の中で健康障害、生活のリズムの混乱、様々な危険などに身をさらしています。
そして、看護とは健康に関するすべての段階で、健康的で正常な日常生活がその人らしくできるよう援助することとなっています。
つまり、ある目的(自助力による健康)をもって看護師と対象者が共同しながらよい人間関係を築きながら相互作用を行う過程のことを看護というわけです。
そして看護学教育において医学だけでなく幅広く人間を理解するための学問も導入され、看護教育は密度を濃くしながら、広い分野での看護研究が行われ「看護師」は専門職業として確立しつつ、現在に至っているということになります。
このように基本的な看護に対する考え方は変わらないが、その形は時代とともに変化していくもので、その認識の上に立って「法」のあり方、看護の本質を追究していくことが今後必要とされています。

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まとめ
- 看護は昔は家族がやっていた。
- 海外の人物たちによって看護というものが学問として定義された。
- 看護はいろいろと形を変え、現在に至っている。
そういった感じです。
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